1日午前5時ごろ、東京都北区東田端のJR東日本東京新幹線車両センターの屋外車庫に停車していた上越新幹線(200系)の車体側面に落書きがあるのを車両点検中の運転士が見つけ、警視庁滝野川署に届け出た。落書きを消すため、この車両の使用を予定していた上越新幹線下り「たにがわ401号」が運休となり、約500人に影響が出た。同署は器物損壊などの疑いで調べている。
JR東日本によると、落書きは2号車の左側面にあり、青、赤、白の3色の塗料を使い、英文字で「Hack」と書かれていた。縦1メートル、横4~5メートルの大きさだった。最終列車が入庫した同日午前0時8分以降、書かれたとみられる。【高橋昌紀】
毎日新聞 2008年7月1日 11時12分(最終更新 7月1日 11時37分)