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企画モノAV嬢→カラミありで手取り2万5000円……
ついに体と心の両方を売っても稼げない時代に突入!
[エロ業界にワーキングプアが急増]の実態
2008年7月1日(火)0時0分配信 SPA!
掲載: SPA! 2008年7月1日号
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■以前にもまして入りやすくなったフーゾク業界
また、ソフトサービス店の隆盛も素人女性参入に拍車をかけているという。
「手コキ店やオナクラといったお店は、脱ぎもない、触られることもないということで、素人の女のコたちが気軽に働ける。実際に応募は多く、必然的にレベルも高くなる傾向があるので、客もついています」
フーゾク嬢になったという意識は微塵もなく、「ちょっとエッチなアルバイト」感覚で働くコが激増しているわけである。しかもこうしたライト感覚のフーゾクなら、昼間に普通の仕事をしているOLなどもアルバイトしやすい。
ただでさえ客が減っているというのに、そうした「パート」感覚のフーゾク嬢が仕事を取ってしまうために、真面目(?)に働くフーゾク嬢たちの仕事がますます減ってしまうわけだ。
そいて同じような「女のコ余り」現象が、AVなどの脱ぎ系モデル業界にも起きている。
エロ系ライターの安田理央氏によれば、タイトル数の激増によってバレる可能性が激減した背景もあり、AV業界の敷居が極端に低くなって、ルックスの良し悪しにかかわらず入ってくる女のコが増えているという。
「AVビデオの年間タイトル数は、セルビデオの攻勢、ネット撮りおろしの普及などにより、92年には年間約4000タイトルだったのが、08年では少なくとも月1000タイトル以上。つまり、この15年間でタイトル数は3〜5倍に増えているんです。そしてAV業界全体の売り上げは、15年前2倍になっている。タイトル数が3〜5倍に増えているのに売り上げが2倍ということはつまり、一本あたりの売り上げが減っているということ。各メーカーは、制作費の安い作品を数多く出し、1本当たればペイできるという発想で、企画モノを濫造しているわけです。そして供給過多のしわ寄せは、人気の単体AV女優のギャラには反映されず、底辺の企画ものAV嬢(エキストラ女優)のギャラの低下に繋がっていくんですね」
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