(2008年6月30日 17時21分)
JR九州が進めているSLの復活工事で30日、完成した新しい台枠とボイラーの仮合わせがおこなわれました。 この工事は3年前、車体の老朽化で引退した「SLあそBOY」を復活させようと、JR九州が4億円を投じて進めているものです。 30日、小倉工場でおこなわれた仮合わせでは車体を支える台枠とボイラーを専門の技術者が丁寧につなぎ合わせ、寸法にズレがないかを確認しました。 「SLあそBOY」こと「8620形」はかつて、「ハチロク」の愛称で親しまれ、今でもその人気は根強く残っています。 JR九州では2011年に予定されている九州新幹線の全線開業に向けて、生まれ変わったSLを九州観光の目玉としてPRしたい考えです。 復活したSLは来年夏ごろ熊本と人吉の間での運行を目指します。
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