2008年7月1日 12時11分更新
ことし5月に中国で起きた四川大地震の被災者を支援するため、募金活動を行ってきた福岡県太宰府市の大学に通う中国人の留学生たちが、募金への感謝を込めて30日、大学で手作りのギョーザをふるまいました。
手作りのギョーザをふるまったのは、太宰府市の福岡国際大学で学ぶ中国人留学生およそ20人です。留学生たちは四川大地震の被災者を支援しようと、大学や近くの駅などで募金活動を行い、集まった60万円余りを中国総領事館を通して被災地へと送りました。
募金に協力してくれた大学の学生たちに感謝の気持を伝えようと、留学生たちが水ギョーザをふるまいました。
ギョーザは皮の生地からすべて手作りで、できたてのギョーザが配られると、集まった学生たちはおいしそうに食べていました。
福岡国際大学の留学生会の会長を務める柴灼さんは「たくさんの募金にとても感動しました。ほんとうにありがとうございます」と話していました。
このあと、留学生たちは四川大地震が発生した5月12日の日付の形に並べたろうそくに火をともし、歌を歌って地震で亡くなった人たちの霊を慰めるとともに、被災地の復興を祈っていました。