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IT史に輝く「トホホなテクノロジー」ベスト25

これまで数々のイノベーションを生み出してきたIT史ですが、はかなく消え去っていったものも数多くありました。

一方で、IT史のなかで淘汰されていったにも関わらず、中身のダメさ加減から悪い意味で記憶に残ってしまったものもあります。



皆さんもいくつか思い当たるテクノロジーがあるのではないでしょうか。


コンピューターワールドの8月号では、IT史に輝くすべったテクノロジーと称して、そのようなトホホなテクノロジーを紹介しています。

http://it-ura.seesaa.net/article/101859450.html
※リンク先からPDF版をダウンロードできます

ベストというかワーストランキングですけど、面白かったので、そこからいくつかピックアップします。


25位 IBM PS/2
24位 バーチャル・リアリティ
23位 ARCアーカイバ
22位 OpenDoc
21位 プッシュ技術
20位 Copland
19位 GNU Hurd
18位 Oracle Raw Iron
17位 B2B型eコマース
16位 Apple Newton
15位 Palm OS Cobalt
14位 Netscape6
13位 検索ポータル
12位 IPv6
11位 Microsoft .NET Passport


まず25位から11位まで。

いくつかのビッグタイトルも含まれていますが、「やはり」と思ってしまうのは11位の「.NET Passport」ですね。

誌上にも書かれていますが、決してマイクロソフトの技術やマーケティングがダメダメだった訳ではありません。セキュアな認証機能を外部のサービスプロバイダを使って実現するという発想自体が時代を先取りし過ぎていたのです。

例えば、あなたの会社の機密情報にアクセスするために必要なIDとパスワードの管理を外部の会社に委託するなんて選択、できますか?

ただ、2007年後半からようやくOpenIDという仕組みがソーシャルネットワークサービス(mixiなど)やYahooが対応し始めたことで、コンシューマ向けのアイデンティティ管理に限って言えば、ようやく時代が追いついてきました。

また、14位の「Netscape6」も予想通りの結果かと。

IE4の登場によりクオリティ面でもコスト面でも負けてしまったネスケの末路は、鈍重なネスケ6のリリースを持ってほぼ確定してしまいました。

ネットスケープ社といえば、ドットネットの寵児と言われましたが、今では社名さえ残っていません。トホホな結末です。


10位 Itanium
9位 Mac互換機
8位 電子マネー
7位 64ビットPC
6位 カーリー・フィオリーナ氏
5位 デジタル著作権管理(DRM)
4位 ペーパーレス・オフィス


ご存知ない方もいるかもしれませんが、Itanium(アイタニウム)というインテル社の次期主力(2002年発表)として期待されたこのプロセッサも、2006年には商業的な失敗を同社は認めています。

結局、Xeon(ジーオン)がメインのままです。

6位の「カーリーフィオリーナ氏」はヒューレットパッカード社のCEOだった人物です。

なぜ人名が含まれているかは謎ですが、たしかに彼女の残した功績はトホホであると言わざるを得ません。

「99年-05年の間に、HPが持つギーク的誠実さを重視する企業文化を大幅転換し、顧客離れを起こさせた」

という誰にもできない離れ業をやってのけたと皮肉たっぷりで誌上に書かれています。スティーブジョブスになれなかった女性です。

4位の「ペーパーレス・オフィス」もひどいものでしょう。

この技術を導入した結果、余計にプリントアウトが増えたという職場は枚挙に暇がありません。ファイルキャビネットにキングサイズファイルのレポートが無くなったかわりに、毎日ワンタイムで大量の印刷物が出るようになりました。


3位 iPod模倣製品
2位 Windows Vista
1位 セキュリティ技術


上位のワースト3のうち、「Windows Vista」が2位であったことに驚きを覚える人も多いかもしれません。それだけ期待を大きく裏切ったということに他ならないのですけど。

当初はXPを上回る操作性で軽快なOSを予想させていたのに、再三の延期の末に現れたのは、XPをぶくぶくと太らせた何の新鮮味もない使いにくいOSだったのです。

今ではVistaよりも次期OSのWindows 7に注目は集まっています。私のPCは5年前の旧式ですが、多分Windows 7がリリースされるまでは買い替えないでしょう。

それくらいがっかりなOSでした。

そして、数あるテクノロジーのなかで、最もトホホだと判断されたのが「セキュリティ技術」でした。

結局のところ、どれだけセキュリティ技術が進歩しようとも、情報漏洩のリスクは全然無くならないということを人々は知り、がっかりしているという状況です。

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