社会経済生産性本部と日本経済青年協議会は、2008年度入社の新入社員を対象にした「働くことの意識」調査の結果を発表した。調査結果から、就職活動の情報源として企業ホームページの利用率が過去最高となったことが分かった。
就職先を選択する際に利用した情報源として、最も回答の多かったものは「企業ホームページ」(85.7%)であった。昭和44年から続くこの調査の結果全体で、企業ホームページの利用率が過去最高となった。インターネット関連の情報源としては「インターネットの就職関連サイト」(80.6%)も3位と上位に食い込んだ。昨年1位であった「会社説明会」(83.3%)は2位、「企業が用意した採用案内パンフレット」(77.3%)、「学校への求人」(53.6%)、「民間情報会社が発行する就職情報誌など」(46.6%)、「一般書籍(会社四季報や企業研究など)」(37.4%)が続く。
調査対象者の中で、4年制大学卒の新入社員は、企業ホームページを利用したとの回答が93.6%、就職関連サイトは96.4%と、9割を超える高い率で就職活動にインターネットを利用していることが分かった。
2008年度新社会人研修村に参加した新入社員3833人が回答。回答者の最終学歴は4年制大学(58.7%)、普通高等学校(11.3%)、大学院(9.4%)、専修・専門学校(8.0%)、短期大学(4.3%)、職業高等学校(3.2%)、工業専門学校(2.4%)、各種学校(0.9%)。調査期間は3月5日から4月30日。
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