中国を訪問していたアメリカのライス国務長官は、胡錦濤国家主席と会談し、6か国協議の今後の進め方などについて話し合いました。
北朝鮮が先週、核申告を提出したことを受けて、会談では、6か国協議を今後どのように進めていくかなどについて協議しました。
会談後、ライス長官は、核の無能力化などを目指した「第2段階」の基本的な終了を宣言し、第3段階で核放棄に取り組むために、なるべく早い時期に6か国協議の外相会合を開きたいという考えを示したということです。
議長国の中国は、核申告の内容を検証する方法や外相会合の時期について話し合うための首席代表会合を来週にも開催する方向で、各国と調整を続けています。(30日21:57)