東京都東久留米市のラーメン店で、店主の東山俊之さん(45)が刺殺された事件で、東山さんは二十八日午前零時ごろまで店内で売上金の精算などをしていたことが同日、警視庁田無署捜査本部の調べで分かった。
住み込みの中国人従業員二人は、午前二時ごろに東山さんが倒れているのを発見したといい、東山さんはこの二時間の間に襲われたらしい。
従業員二人は、不法残留だったため、入管難民法違反の現行犯で逮捕された。
調べでは、店は二十七日午後十時に閉店。中国人従業員のうち二十九歳の従業員は二階の自室に上がり、東山さんは、三十二歳の従業員とともに一階店舗内で午前零時ごろまで作業していた。
普段、売上金は二階の東山さんの部屋にある金庫に入れていた。金庫の鍵は見当たらないという。店は「横浜家系」と呼ばれる人気ラーメン店の系列店。
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