福岡県警は27日、窃盗容疑で逮捕、起訴されている福岡市博多区千代3、無職で中国籍の周熙被告(23)が昨年7月以降、同市などで相次いだ空き巣事件など101件(被害総額562万円相当)への関与を認め、裏付けが取れた6件(同36万円相当)を福岡地検に追送検したと発表した。盗品の一部は中国人留学生らに売却したという。
周被告は3月25日夜、同市東区のアパート1階の男性会社員(当時27歳)方に侵入し、現金5000円とノートパソコンなど3点(8万5000円相当)を盗んだとして逮捕、起訴された。盗品のうち少なくともノートパソコン8台を、インターネットの中国人留学生向け掲示板サイトを通じて計約24万円で売却した。
毎日新聞 2008年6月28日 西部朝刊