時速80キロの絶叫マシンに跳ねられ17歳の少年が死亡

新華社ワシントン(米国):アメリカの警察当局は28日、17歳の少年が同日午後、ジョージア州にある遊園地の立ち入り禁止区域に入り、猛スピードで走ってきた絶叫マシンに跳ねられ死亡したと述べた。
AP通信の報道によると、この遊園地の広報担当者は、次のような声明を発表しているという。「現在、園側はなぜこの少年が高さ2メートルもある安全柵を乗り越え、警告の標識を無視して立ち入り禁止区域に入ったのか把握していない」。
警察関係者が目撃者の話として明らかにしたところによると、絶叫マシンに乗っている最中に少年の帽子が落ちてしまったという。少年は帽子を取りに行きたかったようだ。警察側は、検死が終わるまでこの少年の身元などは明らかにしないとしている。
また、園の広報担当者によると、別の少年も立ち入り禁止区域に侵入したが、ケガはなかったという。絶叫マシンに乗っていたほかの乗客らも無事とのことだ。しかし園側は遺族に配慮して、この絶叫マシンの営業は1日中止し、30日から営業を再開するという。
報道によると、この絶叫マシンは少年を跳ねたとき、時速80キロで走っていた。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】