新しいユーザサービス
機動力のある企業を実現するために各種ITを利用する。
このテーマは時代の変遷とともに方法論が変化しています。当初はメインフレームを主軸とした方法論がシステム効率化を実現し、個別ソリューションを満足するためのサーバ/クライアント方式によるソリューションモデルの普及が開始されました。さらには、多くのユーザへのサービス実現と駆動力のある企業のビジネスモデルを創出のための仕組みとしてWeb系サービスが乱立しました。
そして、ユビキタスネットワーク。JAVA、XMLなどの技術革新によってもたらされるこの次世代の仕組みはAdaptiveとShareableがキーワードとなることでしょう。たとえば単一サービスをサーバから多数のユーザに供給することよりも、刻々と変化するニーズに対して百人百様のサービスをタイムリーに供給するシステムが望まれることとなります。また全世界のDBのリソースの50%はただ単にシステムが確保しているだけで利用されていません。これら散在する資源を有効に利用する必要があります。
散在しているシステムリソース、サービス、データを効果的に運用して多種多様なニーズを持つユーザにサービスを提供するための技術。ユビキタスネットワークの実現向けて必要とされるこのような技術はコンピュータによってリソースとユーザを織物のようにつむいでゆく意味を込めてComputing Fabricと呼ばれています。
スマートスケープ社が提供するものは?
ITの利用環境が長足の進化を遂げる中、お客様が求めるITソリューションをいかにして実現するか?
システム構築やシステム運用に関するお客様の負荷をいかに軽減するか?
これらの明快な回答をお客様とともに創り上げていくことがスマートスケープ社の目標です。
ハードウエアやソフトウエアのサプライヤーが提供する多様化する各種サービスを、お客様と共にインテグレートしながら柔軟性に富み、かつ効率的なシステムの構築をご支援していくとともに、構築されたシステムを運用する上で必要な各種業務支援サービスとコンテンツ作成サービスを行います。
   
Smart Web
スマートスケープ社の考える、ユビキタスネットワークの中で散在する3つの要素(Computing 環境、Connectivity 、Contents 群)をまとめあげるための新しいWeb 応用技術の総称が<Smart Web>です。
スマートスケープ社では既存のサービスとお客様の持つ多種多様なニーズを結びつけるための技術的要素としてClient Computing実現のためのソフトウエア応用技術、<Smart Web>をご提供します。
近年のWebサービスの発展は再びサーバの負荷を著しく高め、サーバに集中しすぎた各種ビジネスロジックは複雑を極めています。
<Smart Web>では、これら集中化、複雑化したサーバサイドの処理を業種業務に特化したクライアントに分散してシステム全体の効率を向上させ、多様化する業務処理を動的に処理する知性を持ちあわせたアプライアンス・アプリケーションを<Smart Client >と総称し、お客様のサービスと対象となるクライアントに合わせて都度提供することを目標としています。
<Smart Client >は、 <Smart Web>を構築するミドルウエア言語の応用技術に立脚しています。
これは標準的な言語(例えばJAVA、XMLなど)で構成された言語をクライアントにダウンロードし、クライアントサイドでプログラム処理を実行。クライアントサイドにおいてGUI処理、グラフィック処理、演算処理、プロセス間通信などを負荷の高い処理を行い、アプリケーションを動かすための環境構成を定義して業務別アプリケーションを構築する技術です。