国会議員の平均所得2580万円 3年連続増、民主1位に浮上衆参両院は30日午前、国会議員が2007年1年間に得た所得や増やした資産などに関する報告書を公開した。議員1人当たりの平均所得は2580万円で前年に比べ139万円増、3年連続の増加となった。主に相続により所得が15億4653万円と断然トップになった民主党の松野頼久衆院議員らが全体を押し上げた。 松野氏の所得は、自民党総務会長などを歴任した父、故頼三氏から相続した不動産の売却益が大部分。所得1億円超はこのほかに2人で、奥野信亮衆院議員(自民党)の1億3535万円は関連会社からの報酬が中心。清水清一朗衆院議員(同)の1億1450万円は、不動産の賃料収入が大半だった。 平均所得は衆院が2703万円、参院が2235万円。主要政党別では民主党が3044万円で前年の3位から1位に浮上。続いて国民新党2706万円、自民党2471万円、社民党2176万円、公明党2041万円、共産党1989万円の順となった。
【共同通信】
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