最終更新日:2008年6月27日 |
《次の更新予定日:7月4日》 |
- 老朽化が著しい
市川駅南ゆうゆうロード
平成2年に整備が始まったが未だ整備が完了していない「ゆうゆうロード」(市川南通り)の老朽化が著しいことを受け、地元の商店会と自治会は「ゆうゆうロード周辺整備まちづくり協議会」(武井清健代表)を発足し、JR市川駅の南北の改良整備と再開発にあわせた同ロードの整備完了と改良工事、一番堀未整備区域の再整備などについて16日、要望書を千葉光行市長に提出した。
同ロードは、国道14号と産業道路を結ぶ商店街で、小学校や公民館、総合福祉センターなど公共施設が隣接しており、大洲防災公園にも通じている。戸建てや集合住宅も多く、買い物や通勤・通学者が数多く通ることから、「人間優先のコミュニティー道路」として十分な幅の車道を確保しながら、歩道の拡幅や段差の解消、タイル化が同2年から行われていた。しかし、三番堀(同ロードから同防災公園へ分岐する通り)から南側部分は同4年以降に整備を進める―としながらも行われておらず、同駅南側の再開発事業に合わせて周辺を整備する都市再生整備計画でやっと、来年度までに整備を完了することとしていた。
この間、約20年。同ロードはタイルの浮き沈み、隣接地や埋設物の工事でのタイルの破損、色やサイズの違うタイルを使った原状復帰、アスファルトを代用した舗装、段差の発生、点字ブロックの破損や散逸などが生まれている。地元商店会の店主は、「買い物や通勤・通学で通る人たちを毎日見ていると、お年寄りに限らず、ちょっとした段差でつまずく。お客さまのなかには足をかけて転び、ケガをしている人もいる」と、市が近年進めている「人にやさしい道づくり」の面からも課題を指摘する。
また、子供やお年寄りが多い地域のまちづくりの面からは、「再開発の周辺では無電柱化や歩道の拡幅が行われる。まちの活性化のためにも駅南地域全体の周遊性を高めて、時代に即した人にやさしい道づくりのコンセプトで過ごしやすく、心地いい道づくりに向けて再整備を検討、実施してほしい」と要望している。
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- 事故のない浦安へ
安全運転促すシールを寄贈
交通事故のない浦安市を目指して活動する市民団体「安全な富岡交差点へ!市民連絡会」(渡辺伸子代表)は9日、市に同会が製作した安全運転を呼びかけるシールを寄贈した。同市は緊急車両を除く全車両に張り、運転者と同シールを通じて市内を運行する運転者に安全運転を促す。
同会が市に寄贈したシールは、「Soft Drive(ソフトドライブ)法廷速度で走り隊」と書かれた150枚。市は「児童が亡くなってしまった事故を踏まえ、職員への安全運転の励行、市内を細かに走る公用車を通じて安全運転の啓発に協力できれば」と、安全運転の徹底に取り組む全国でも珍しい同市民団体の活動に協力した。シールを張って運行するのは、消防や救急などの緊急車両を除いた、市長の公用車や防犯パトロールカーなどの全公用車。
同連絡会の渡辺代表は「富岡交差点の改良も含めて反応が素早く、協力的でうれしい。真剣に取り組もうとしていることが分かる。市民と行政、警察が事故を起こさない街という一つの目的に向かっていることを日々実感している」と話していた。
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- 子供の安全を守れ
中国分小・防犯避難訓練
市川市立中国分小(石黒茂正校長、児童数480人)は16日、不審者の侵入を想定した防犯避難訓練を行い、素早く安全を確保するための的確な指示と組織的な行動を確認した。
不審者役が校内に侵入すると、発見者は直ちに教室を施錠し校内電話で職員室に連絡。異変に気づいた教員は児童を教室の中心に集め、不審者の侵入を防ぐために施錠をして机をドア側に寄せた。
教頭は職員の報告を受けながら、情報が途切れないよう繰り返し放送を続け、校長は職員と連携して警察へ通報。現場に急行した教員は、モップやさすまたなどを使い不審者を児童から遠ざけ、安全を確保した避難経路を使って順次児童を避難させた。
同校では、子供が犯罪に巻き込まれる近年の傾向に備え、3年前から防犯カメラを設置するなどの対策をとっている。今回確認したことは事故発生後の対応だが、「本当は侵入させないということが一番大切」と黒田雄一教諭は話す。
訓練終了後、1年生を対象に開かれた安全教室では、市川署による不審者対策の講義が行われた。学校の外で事件に遭遇した時の対応などの話に、児童は熱心に耳を傾けていた。
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