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市役所に車突っ込む 中にガスボンベ 大阪・富田林

2008年6月30日13時35分

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写真市役所の正面玄関に突っ込んだ乗用車=30日午前9時39分、大阪府富田林市、白木琢歩撮影

 30日午前9時10分ごろ、大阪府富田林市常盤町の富田林市役所から、「車が正面玄関に突っ込んだ」と119番通報があった。駆けつけた富田林署員が運転していた同市西板持町2丁目の無職、井川道雄容疑者(61)を威力業務妨害などの容疑で現行犯逮捕。井川容疑者ともみ合いになった男性職員(35)が足に軽傷を負って病院に搬送されたほか、井川容疑者も負傷した。

 市によると、井川容疑者は数年前から市役所の複数の部署でトラブルを起こすなどしていたといい、同署の調べに、「(知人女性の)福祉関係のことで市に恨みがあった。死ぬつもりで突っ込んだ」などと供述しているという。

 調べでは、車は市役所1階にある正面玄関のガラス扉を突き破って止まり、井川容疑者が車内から出てきたところを職員らが取り押さえたという。車からは20キロのLPガスボンベ3本のほか、灯油が入っていたとみられるポリ容器3個、ペットボトルと小型のガスボンベを粘着テープで巻き付けたものが5個見つかった。いずれも引火しなかったが、井川容疑者は車から降りた際、ライターでボンベなどに火をつけようとしたという。

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