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医療安全調大綱案「理解進んできた」―日病協

 日本病院団体協議会(日病協)の山本修三議長(日本病院会会長)は6月27日、代表者会議の終了後に記者会見し、厚生労働省が6月にまとめた「医療安全調査委員会設置法案(仮称)大綱案」について、「病院団体の中で理解がかなりまとまってきた」との認識を示した。

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 この日の代表者会議では、厚労省医政局の二川一男総務課長から大綱案の中身についてヒアリングした。山本議長は「警察との関係については、分かりやすく説明していただいたので、かなり理解できた」と述べた。
 厚労省の第三次試案で反発が強かった「重大な過失」の文言が大綱案で削除された点については、「著しく普通の医療から離れた医療だと医師側が判断する話だということだ」と評価した。その上で、大綱案について「団体の中で理解が進んできた」との見方を示した。

 一方で、大綱案が医療サイドに偏り過ぎている点を疑問視する声や、死因究明制度の運用に伴う財源確保を訴える意見が上がったことも明らかにした。また、大綱案で制度発足から「5年後」としている見直しの時期を「3年後」に前倒しするよう求める意見もあったという。


更新:2008/06/30 14:25   キャリアブレイン


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