ガソリンと灯油に軽油が混入する事故があった油槽所=07年、島根県隠岐の島町 ガソリン不足が島民直撃 隠岐の島、軽油混入で島根県隠岐の島町の住民が、突然のガソリン不足に見舞われている。きっかけは同町の油槽所で起きたガソリンへの軽油の混入ミス。29日までに、島に15あるスタンドのうち13店がレギュラーガソリンの給油を停止。残る2店も販売量を制限し、島民生活に影響が広がっている。 混入が分かったのは27日。油槽所の従業員が24日の荷揚げ時にバルブ操作を誤ったのが原因とみられ、中国経済産業局(広島市)が業者に事情を聴いている。 県警隠岐の島署も給油した車5台の使用を見合わせた。町には29日までに「すぐエンストする」「スタンドが閉まっている」などの苦情が約30件寄せられている。発火など事故の報告はないという。 町によると、混入ガソリンを仕入れた13店は当面、ハイオクガソリンの販売だけで対応。それ以外の2店も1台当たり10リットル前後に販売量を制限している。
【共同通信】
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)