(報道資料)
平成20年6月24日
NHK広報局
職員の懲戒処分について


 長野放送局・松本支局の記者が、新聞記事を盗用した事案について、本日、懲戒処分を決めました。
   
被処分者 長野放送局・松本支局 記者
大田 明博 (おおた・あきひろ)(35歳)
処分内容 諭旨免職
処分発令日 平成20年6月24日  ※発令は、7月1日の予定
処分理由 今年3月31日に長野県域で放送された安曇野市の観光PRに関するニュースで、新聞に掲載された記事を盗用して原稿を作成していました。
報道の根幹を揺るがす、記者として言語道断の行為であり、公共放送への信頼を大きく傷つけたことなどから、諭旨免職としました。
処分理由 長野放送局の安田昌樹局長(54歳)、放送部長、副部長の3人については、事案の重大性についての認識が甘く、当初の対応が不適切だったことなどから減給処分としました。
〔NHKコメント〕
 NHK報道の信頼性にかかわる重大な問題と受け止めており、視聴者並びに関係者の皆さまにあらためておわび申し上げます。「取材を尽くし、真実に迫る」というジャーナリストとしての基本姿勢を、取材・制作に携わっている全職員に徹底していく考えです。
 
以上





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