アドマイヤメインの好走パターン
テーマ:ブログ今回はLim指数で第2位のアドマイヤメインについてだが、世間ではいろいろな事を言われている。
まとめると、
(1)走る気がない
(2)すぐにバテすぎ
(3)大阪杯で控える競馬をさせたのにこんどは逃げ。どういうつもり。
等がある。まず(1)だが走る気がないではなく、この馬の好走パターンのレースを走っていない。この馬の好走パターンは
①前半3F36.0~37.5のペースで逃げれる状況 ②4角で突っつかれない状態で先頭 ③軽い芝の競馬場(東京、京都)であってこの3項目をクリアしたとき好走する。青葉賞から順を追って解説していこう。
青葉賞 GⅢ 2400 ①36.7 ②4角余裕で先頭 ③東京(軽芝) 1着
ダービーGⅠ 2400 ①37.5 ②4角余裕で先頭 ③東京(軽芝) 2着
神戸新聞杯 2000 ①35.5 ②逃げれず3番手 ③中京(軽芝) 7着
菊花賞 GⅠ 3000 ①36.8 ②4角余裕で先頭 ③京都(軽芝) 3着
有馬記念GⅠ 2500 ①36.8②4角で突かれた ③中山(重芝) 9着 菊→香港→有馬のローテは無謀
金鯱賞 GⅡ 2000 ①34.9②逃げれず2番手 ③中京(軽芝) 前半早すぎ逃げれず無理
宝塚記念GⅠ 2200 ①35.9②逃げれず2番手 極悪馬場で35.9で逃げれない。無理③阪神(重芝)
デイセンバーS1800 ①35.1②逃げれず2番手 ③中山(重芝) 前半早すぎ逃げれず無理
アメリカGⅡ 2200 ①36.6②逃げたが3角からで突かれっぱなし③中山(重芝)
大阪杯 GⅡ 2000 ①36.2②道中7番手 ③阪神(重芝) 明らかに天皇賞を見据えた、ラップを覚えこませるための走りであり、このレースでは道中7番手だがこのラップで天皇賞春を走れば2番手以下を引き離した逃げとなる。
36.0秒から37.0秒で走って、2番手以下を引き離しす展開は2400m以上の長距離レースしかない。そして馬の特性から軽い芝でこそ好走する。今回メインのペースをサポートするためにアドマイヤを3頭出してきたとしか思えないのだ。サムソン1強は1強。だが14頭立で4頭が結束したとき、1強を崩せる。それがLim指数ではじき出された、アドマイヤメイン。