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FUJITA'S BAR
2008-05-01 21:14:41

アドマイヤメインの好走パターン

テーマ:ブログ

今回はLim指数で第2位のアドマイヤメインについてだが、世間ではいろいろな事を言われている。

まとめると、

 (1)走る気がない

 (2)すぐにバテすぎ

 (3)大阪杯で控える競馬をさせたのにこんどは逃げ。どういうつもり。

等がある。まず(1)だが走る気がないではなく、この馬の好走パターンのレースを走っていない。この馬の好走パターンは

①前半3F36.0~37.5のペースで逃げれる状況 ②4角で突っつかれない状態で先頭 ③軽い芝の競馬場(東京、京都)であってこの3項目をクリアしたとき好走する。青葉賞から順を追って解説していこう。

青葉賞 GⅢ 2400 ①36.7 ②4角余裕で先頭 ③東京(軽芝) 1着

ダービーGⅠ 2400 ①37.5 ②4角余裕で先頭 ③東京(軽芝) 2着

神戸新聞杯  2000 ①35.5 ②逃げれず3番手 ③中京(軽芝) 7着

菊花賞 GⅠ 3000 ①36.8 ②4角余裕で先頭 ③京都(軽芝) 3着

有馬記念GⅠ 2500 ①36.8②4角で突かれた  ③中山重芝 9着 菊→香港→有馬のローテは無謀

金鯱賞 GⅡ 2000 ①34.9逃げれず2番手 ③中京(軽芝)  前半早すぎ逃げれず無理

宝塚記念GⅠ 2200 ①35.9逃げれず2番手   極悪馬場で35.9で逃げれない。無理③阪神(重芝)

デイセンバーS1800 ①35.1逃げれず2番手 ③中山(重芝) 前半早すぎ逃げれず無理 

アメリカGⅡ  2200 ①36.6②逃げたが3角からで突かれっぱなし③中山(重芝)  

大阪杯 GⅡ 2000 ①36.2②道中7番手     ③阪神(重芝) 明らかに天皇賞を見据えた、ラップを覚えこませるための走りであり、このレースでは道中7番手だがこのラップで天皇賞春を走れば2番手以下を引き離した逃げとなる。


36.0秒から37.0秒で走って、2番手以下を引き離しす展開は2400m以上の長距離レースしかない。そして馬の特性から軽い芝でこそ好走する。今回メインのペースをサポートするためにアドマイヤを3頭出してきたとしか思えないのだ。サムソン1強は1強。だが14頭立で4頭が結束したとき、1強を崩せる。それがLim指数ではじき出された、アドマイヤメイン。



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2008-04-30 13:55:19

天皇賞春の各馬見解

テーマ:ブログ

早々と買目が決まったので1着が無い馬の評価。


ホクトスルタン  

 この馬は血統で人気を集めてるらしいが、Lim指数では血統項目でボロボロの結果となった。表面上の血統は確かにいいが内面が悪すぎる。底力、京都芝適正ととても単で狙える指数ではなかった。


ポップロック・ アイポッパー・ トウカイエリート・ アドマイヤモナーク

天皇賞秋は1984年から3200から2000mに変更となった。3200mで行われた天皇賞春秋は過去110回行われており天皇賞3200を7歳以上で勝った馬はただの1頭もいない。これはGⅠで唯一だろう。3200mを酷量58K背負い、GⅠで勝つことが生物学的に無理があるのだろう内訳は

4歳 77頭

5歳 27頭

6歳  6頭

7歳以降 0頭 

 で見事に0%である。Lim指数上でもこの項目が高く影響し1着馬としては低評価である。


トウカイトリック

血統的にはぎりぎり足りない。去年が最終チャンスだった。


シルクネクサス・ ドリームパスポート・ アドマイヤフジ

これも血統で1着には能力的に足りない。

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2008-04-29 20:13:28

天皇賞春と菊花賞馬

テーマ:ブログ

Lim指数ファクターの一部を紹介

天皇賞春と菊花賞馬

 天皇賞春と菊花賞馬。この2レースは過去をさかのぼっても、相関関係が強い。

 競争馬が最も充実するのは4歳の秋だと言われる。この時期の4歳馬は能力値が上昇し続けてる真っ只中。
3歳で京都の3000mを制したGⅠ馬がそのまま半年後に古馬と能力が互角になった時、京都の3200mを制するの
は自然の理だ。ただし過去の菊花賞馬→天皇賞春馬にはある約束ごとがある。
 

天皇賞春を制した菊花賞馬

 
菊花賞の内容
  1988 スーパークリーク    0.8秒差で2着以下をちぎる。推定上がり最速
  1990 メジロマックイーン   0.2秒差で差しきり完勝。推定上がり最速
  1991 ライスシャワー     0.2秒差でブルボンを差しきり。推定上がり最速
  1993 ビワハヤヒデ      0.9秒差で2着以下をちぎる 上がりは最速34.5
  1995 マヤノトップガン    0.2秒差で好位差し。上がりは最速より0.3差
  2001 マンハッタンカフェ   0.1秒差で差しきり。上がりは最速より0.1秒差
  2002 ヒシミラクル       1角位置14番手から2角~3角にかけて、まくり

                    4角では2番手。普通ならばてるが、ばてずに

                    上がりが最速より0.4秒違うメンバー中2位。

                     ハナ差だが内容的に相当強い。
  2005 デイープインパクト  0.3秒差でちぎり、上がりは33.3。上がり2位が34.2だから尋常でない勝ち方。
  
天皇賞春で惨敗した菊花賞馬   

菊花賞の内容
  2004 デルタブルース    3角まくりで直線先頭。上がりはメンバー中8位。追い込み勢の展開判断ミス。
  2003 ザッツザブレンデイ  ヒシミラクルと同じ2角~3角まくりで4角で先頭。最後ばてたがギリギリもった。上がりは最速より0.8秒差もあり5位。これも追い込み勢の展開判断ミスか。
  2000 エアシャカール    上がりは最速だが35.7秒。前半のペースが速く消耗戦だった。
  1999 ナリタトップロード   上がりは34秒で優秀。だが同期のオペラオー、アドマイヤベガには上がりで1度も勝ったことがなかった。そのオペラオーに天皇賞春は負け続ける。
  1998 セイウンスカイ    大差で逃げ切るが、上がりは最速より1秒も遅い。最後完全にばてている。上がりで1.0秒早いスペシャルウィークがその後、天皇賞春を制した。
    
  そして菊花賞馬アサクサキングスは

   道中5番手から4角で2番手にあがりそのまま最後ばてながらゴールになだれこみ頭差1着。上がりはメンバー中9位。
   騎手のペース判断がはまった感じ。上がり最速のロックドウカンブやアルナスラインのほうがよっぽど強い。

  天皇賞春は確かな上がりの脚が要求されるレースでアサクサキングスは相当厳しいといわざる得ない。
  アドマイヤ軍団がレースのペースを作るだろうから、アサクサの勝ちパターンのレース展開にはならないだろう。