レースにおける斤量の概念
テーマ:ブログ長年の研究の中で最も自分の中で興味のあるファクターがある。それは競馬のレースの中で重要な斤量についてだ。
推測だが、もしも天皇賞秋2000mを、牡58Kで行わず52Kで施行したらどのような結果と傾向となるだろうか。想像されるのは東京2000mを58Kで勝つ血統と52Kで勝つ血統は別物になる可能性がある。
そしてレースを予想するファクターの最重要事項が最も早い持ちタイムとなりコースロスの影響がない馬、2000mを1分55秒台で走る為に高齢馬はますます苦しくなり若い馬有利等に変わるのではないだろうか。
メイショウサムソンがローゼンクロイツに完敗する光景が浮かんでくる。
Lim指数のファクターの中に各馬持っている斤量限界という項目がある。
この斤量限界とは重賞でその馬が好走出来る限界の斤量である。例でいうとローゼンクロイツは57Kとなる。58Kになったときその走りのパフォーマンスは激減する。たかが1Kであるが馬にとっては死活問題だ。
なぜこのような話をするかというと、安田記念は56kヴィクトリアマイル55kで斤量が違う為、安田記念が参考にならないからだ。
そして去年の勝ち馬コイウタを含めて上位陣がほとんど55Kが限界斤量馬だった。