競馬の予想はおもしろい。競馬ファンはこの予想する段階がおもしろいからこそ、競馬が好きなのではないだろうか。これまで当ブログを読んでくれた方は私がおおよそどんな手法で予想しているかわかっただろう。
それは過去の勝ち馬にそっくりな馬を探し出しているというシンプルな考えだ。
そして、前走の人気や、着順などはまず予想ファクターに入らない。
本題に入るが、このダービーは一種の勝ち抜き戦だ。高校野球の甲子園のようなもの。それでは甲子園で同じ実力を持ったものが片や決勝までの戦いを全て全力をだして消耗した状態、片や決勝まで楽な状態で勝ちあがり決勝を迎えた場合どちらが有利だろう。当然後者だ。
このダービーも楽な状態で迎えた馬が間違いなく有利。それでは何を調べるか。
ここで重要ファクター前走発走前の収得賞金となる。この額が余裕有る場合、当然ダービーをピークにもっていくような勝ち負けを度外視した調教代わりのレースが出来る。過去のダービー馬のこの賞金額を高い順に並べよう。
1994年 9000万円 ナリタブライアン
2002年 7100万円 タニノギムレット
2007年 6350万円 ウオッカ
2006年 6200万円 メイショウサムソン
1992年 5850万円 ミホノブルボン
2003年 5600万円 ネオユニバース
1998年 5200万円 スペシャルウィーク
2001年 4750万円 ジャングルポケット
1988年 4500万円 サクラチヨノオー
1993年 4250万円 ウィニングチケット
1990年 4150万円 アイネスフウジン
2005年 4050万円 デイープインパクト
2004年 3850万円 キングカメハメハ
1995年 3250万円 タヤスツヨシ
1999年 3100万円 アドマイヤベガ
1991年 3010万円 トウカイテイオー
1987年 2400万円 メリーナイス 3歳GⅠ制覇
2000年 1350万円 アグネスフライト 京都新聞杯0.5秒ちぎって1着
1997年 1300万円 サニーブライアン 皐月賞1着
1989年 600万円 ウイナーズサークル 皐月賞2着
1996年 400万円 フサイチコンコルド
ボーダーラインは3000万以上。
21回の内実に16回。3000万以上の確率は76%。
例外としては皐月賞で勝ち負けか、GⅠ勝ち、前走楽勝、消耗してない馬だろう。
それにしてもコンコルドだけは例外中の例外だろう。
5900万円 マイネルチャールズ
3900万円 スマイルジャック
2900万円 レインボーペガサス
2900万円 ショウナンアルバ
2800万円 エーシンフォーワード
2650万円 サブジェクト
2400万円 デイープスカイ GⅠ馬
2300万円 フローテーション
2100万円 レッツゴーキリシマ
2000万円 ブラックシェル
1950万円 タケミカヅチ 皐月賞2着
1850万円 サクセスブロッケン
1200万円 アドマイヤコマンド
1200万円 ベンチャーナイン
900万円 アグネスターチ
900万円 モンテクリスエス
900万円 メイショウクオリア
900万円 クリスタルウィング
2頭以外は僅差で勝ったり、負けたりとダービーに出る為に本気で走っているわりにたいしたことがない。底が見えた状態だ。
この数字は過去の傾向から上の馬ほど有利だ。今回この数字を指数化して重要ファクターのひとつとしている。今回は当日まで分析がかかりそうだ。