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中部空港 輸入増荷主に協力金

利用促進協が30日説明会

 名古屋商工会議所や中部経済連合会に事務局を置く「中部国際空港利用促進協議会」は30日、中部空港の貨物取り扱い量を増やすため、中部地方のメーカーなど荷主を集め、中部空港利用のメリットを説明する「パートナー企業連絡会」を、名商で初めて開催する。

 中部国際空港会社の担当者が貨物の現状と課題を説明した後、促進協が、今年度から実施する「輸入促進協力制度」を説明する。

 この制度は、中部空港からの輸入量が前年実績よりも増えた荷主に対し、1社あたり100万円を上限に「輸入促進協力金」を支払うというものだ。促進協は、今年度分の協力金の総額について、1500万円を予定している。

 中部空港は、2007年度の国際貨物取扱量が前年度比13%減の20万6953トンにとどまっている。需要を増やすために、協力金を支払うことで、荷主企業に協力を求めていく方針だ。

2008年6月28日  読売新聞)
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