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応急手当や救命法学ぶ/秦野の市民ら
- 子育て・教育
- 2008/06/28
いざ、というときの応急手当てなどを学ぶ秦野市の初の「市民救命士講習」が二十八日、同市曽屋の市消防本部で行われた。これまでの「上級救命講習」を模様替えしたもので、約四十人が受講した。
昨年度まで市内事業所などへの自動体外式除細動器(AED)設置促進など、ハード面の強化を進めてきた市消防は、本年度からソフト面の強化に移行、市民への救急救命法の普及などを目指している。
この日の講習では、これまでの講習になかった心臓、肺の構造、機能などを解説する基礎医学を講義。また、最近増加している硫化水素事件への対応や、秋葉原の無差別殺傷事件を踏まえ、負傷者が倒れている場合でも安全確認をする必要性なども説明した。
参加者は数人のグループに分かれて心臓マッサージなどやAEDによる応急処置などを実際に行い、互いに相談しながら理解を深めていった。八時間の講習が終わると、修了証を手にした。
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