モー娘が上海ライブ!中国人メンバー感涙
中国初上陸となる上海公演を成功させたモーニング娘。の9人。前列左から道重さゆみ、光井愛佳、久住小春、田中れいな、高橋愛、亀井絵里、リンリン、ジュンジュン、新垣里沙
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「モーニング娘。」が28日夜、中国本土での初コンサートを上海市の上海大舞台で行った。2010年に開催される「上海万博」に向け、PRイベントとして万博事務局が招へい。凱旋公演となった中国人メンバーのジュンジュン(20)とリンリン(17)は「夢がかなった」と感涙。四川大地震被災者への義援金1000万円を寄付した。
2時間の公演のラスト。杭州出身のリンリンが自作の詩「一瞬にして もうあなたに会えない…」を朗読し始めた。
5月12日発生の四川大地震で生後4カ月の赤ちゃんを、体を張って守り、がれきの下敷きになって亡くなった若い母親の悲劇を報道で知り筆をとった。静まり返る中、「ずっとずっとあなたを愛してる…私の夢と一緒に生きていって」と続けていくと、すすり泣く観客も。読み終えると満員の客席から温かい拍手が響きわたった。
リーダーの高橋愛(21)は、地震後に日本国内のツアーで集めた募金など1000万円を被災地に送ることを発表。「少しでも力になれたらと思った」と話した。
「放歌世博」と銘打たれた上海万博PRイベント。今年2月からカナダの歌姫セリーヌ・ディオン(40)、香港のトニー・レオン(46)らが相次いで公演しており、日本人歌手は初めて。会場には「家(ジャー)」と呼ばれるオタクファンら6000人が集まった。
モー娘は06年11月に北京でオーディションを行い、翌07年3月にリンリンと湖南省出身のジュンジュンが加入。同5月には台湾で公式ファンクラブが誕生し、中国本土でも設立準備を始めるなどアジア市場の開拓を進め「早安少女組(ザォアン・シャオニューズゥ)」の呼び名で知名度も浸透中。
中国人メンバーの両親や親せきも見守る中、「LOVEマシーン」など22曲を歌ったメンバー9人は、客席とのトークのほとんどを中国語で披露。ジュンジュンは「みんなの上達ぶりが凄い」と感心。最後は万博のテーマ曲「The World Expo」を現地の子供たちと合唱した。
[ 2008年06月29日 ]
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