ここから本文エリア 仕事と家庭の調和など議論2008年06月29日 非正規雇用や労働を巡る課題を話し合う「非正規フォーラム」(連合群馬主催)が28日、前橋市日吉町2丁目の市総合福祉会館で開かれた。前橋市副市長の大塚克己氏や群馬ヤクルト販売社長の星野哲也氏の議論を組合員ら約200人が聴いた。 「仕事と家庭の調和について」と題したセッションでは、連合群馬の女性委員長新井恒子氏が「男女雇用機会均等法が施行されても、男性は企業戦士で、女性に仕事と家事の負担が集中している。出産や育児で経歴が変わらず、男女ともに家庭で過ごす時間をもてる社会にすべきでは」と問題提起をした。 これを受け、大塚氏は「前橋市は女性の部長がいない。改善には、残業を減らし縦割りの体制を変える必要がある」と述べた。 群馬労働局雇用均等室長の小山内恵子氏は男性の育児休暇取得率が低く、取得する日数も10日〜2週間と短いことを指摘。子育てしやすい環境を整えた企業を認定する次世代育成支援対策推進法を紹介し、「よい環境の企業にはよい人材が集まる」と「次世代認定マーク」取得を勧めた。 マイタウン群馬
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