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北朝鮮に残された妹さんや亡くなられたご家族は、大変なご苦労をされたでしょうね。
中には、収容所送りになり命を落とされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
北朝鮮は、階級社会で、こと細かく分類されていますから、
カトリック信者、韓国に聖職者の家族というだけで、監視対象ですね。
司教様が民主化運動の側にいたとしても、あまり、評価はされないでしょう。
平壌でカトリック教会に集まる信徒?は動員をかけられた、優良市民で
プロテスタントの礼拝にも、大体同じ人たちが信徒として集まるそうですから、
外向けに、信教の自由がありますというアピールだけの存在です。
蓮池さんや地村さんが帰国された時の、堅い老けた印象と重なります。
北朝鮮に残していた子供たちも取り戻すことができ、表情も明るくなられて若返られましたね。
どうか、他の方々もあちらでできた子供たちと共に、一日も早く帰国してほしいです。
神戸の拉致被害者・田中実さんと金田竜光さんを 皆さん、覚えておいてください。
彼等は、神戸の児童養護施設で育ちました。
ですから、他の人々のように、探し回ってくれる家族がいませんでした。
田中さんの拉致が明らかになった時、カトリックには多くの児童養護施設を経営している修道会があるのですから、カトリックとして、また児童養護施設団体として、抗議声明が出ると思っていましたが、その期待は裏切られました。
児童養護施設出身者が社会に出て、頼る人もなく、如何に苦労して生活しているか・・・
その方々が、身寄りがないから事件化されにくいという理由で、目をつけられ、拉致されたのに、その理不尽を憤らずに、沈黙を守る福祉団体とは何なのでしょう。
一番、その人たちの苦労を知っている立場にある方々が沈黙を守るのは、とても罪が大きいと思います。
児童養護施設出身者は、日本における小さき人々(「小さくされた人々」って言い方は嫌い!)ではないのでしょうか。
その、小さき人たちの声を代弁しないで、どうして平和だ、正義だ、愛などと叫べるのでしょうか。
正平協、カト系児童養護施設関係者は、お都合主義なのでしょうか?
自分たちに都合の良い人だけが、小さくされた人々なのですか?
現場で働く方々は、正平協に遠慮して、声をあげられないのでしょうか?
もし、そうだとしたら、正義を求める声を封殺する役割を果たす正平協なんて、
北朝鮮が喜ぶだけで、私たちには、百害あって一利なしの存在です。
カリタス・ジャパンはどう思っているのでしょうか?
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