渋川海水浴場の海開きは、県内トップを切って行われました。玉野市や地元渋川の自治会など、海水浴場の関係者が見守る中、御前八幡宮の堀正臣宮司が神事を行い、海水浴期間中の安全を祈願しました。テープカットに続き、玉野市の黒田市長がお神酒で海水浴場を清め、海水浴シーズンが幕を開けました。渋川海水浴場では今後、スイカ流しや宝探しなど様々な催しが開かれます。玉野市によると、８月３１日までの海水浴期間中に去年と同じ１０万人程度の人出を見込んでいます。

アートを通して玉野を活性化させようというこのイベントは、２００３年に１回目が開かれ、去年から会場を宇野地区から山田地区に移しました。山田には塩の専売時代に旧大蔵省が管轄する専売局の建物が残っています。実行委員のメンバーらは今年のイベントで塩の歴史や文化を学びながらアートに触れてもらおうと「山田の街歩き」を企画中です。メンバーらは、山田の地区住民を交え近くの神社などを巡り、散策コースの下見を行いました。全国でも有数の塩の街として栄えた山田地区には当時の歴史を物語る名所旧跡があちらこちらにあります。実行委員会では、塩の文化を見るコースと山田地区在住の木工職人や鉄工職人から匠の技を教わる体験コースの２種類を考えることにしています。玉野みなと芸術フェスタは１１月２２日から３日間山田地区一帯で行われます。

牛乳パックを再利用したハガキ作りは、ＫＣＴ・倉敷ケーブルテレビが環境啓発活動として毎年行っている親子エコイベントとして開催されました。参加したのは倉敷市・総社市・玉野市の親子１３組３５人です。参加者は、牛乳パックを小さく切って溶かしたパルプ溶液をハガキサイズの型枠に流し込み、ハガキを作っていきました。形を整えて乾燥させると手作りハガキの完成です。参加者たちは、ハガキ作りのあと、完成させた手作りハガキで家族や友人へあて、手紙を書きました。この手作りハガキ作りの模様はＫＣＴの環境番組発掘エコライフで放送します。放送は７月１日（火）のＫＣＴワイド終了後１８時４０分からです。