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高校野球監督も落書き? 伊の世界遺産 茨城県高野連調査へ (1/2ページ)
イタリア・フィレンツェの世界遺産に登録された地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に日本人旅行者らが書き残した落書きが相次ぎ問題となるなか、水戸市の私立常磐大高(浅岡広一校長)の硬式野球部監督(30)が大聖堂の柱に書いたとみられる落書きが見つかり、県高野連が調査に乗り出したことが28日、分かった。同校野球部は7月5日から始まる第90回全国高校野球選手権県大会に出場予定。県高野連は30日に、同校や監督らから詳しい事情を聴く。
県高野連が入手した大聖堂の柱の写真では、問題の落書きは監督、妻と同姓同名の名前が漢字で油性ペンのようなもので記され、2人の名前をハートマークで囲んでいる。回りには日本人のものとみられる多くの落書きのほか、英語やハングルの落書きもある。
監督は以前、新婚旅行でイタリアを訪問しているという。
県高野連の藤枝武博理事長は産経新聞の取材に対し、「複数から落書きについて指摘を受けた。事実関係を学校側に問い合わせたところ、『調査中』との回答を受けた。週明けに校長や本人らから詳しい事情を聴く予定だ」と話している。