[26日 ロイター] 米ホワイトハウスが、北朝鮮の核計画申告書提出に関して出した声明の要旨は以下の通り。─米国は、北朝鮮が核計画の申告書を提出したことを歓迎する。今回の展開は、北朝鮮、中国、日本、ロシア、韓国、米国の6カ国協議が打ち出した段階的プロセスにおいて重要なステップである。
─北朝鮮はすべての核施設の無能力化を約束している。寧辺の冷却塔を27日に破壊する。
─北朝鮮はすべての核活動の申告を約束した。この情報は北朝鮮の核計画・活動の全面停止を検証するうえで不可欠のものとなる。
─米国は北朝鮮の行動に対応し、対敵国通商法の条項適用を解除するとともに、テロ支援国指定を45日後に解除する意向。
─この間に米国は北朝鮮の申告内容を特に検証の観点から注意深く評価していく。
─北朝鮮の孤立を解消するにはまだやるべきことがある。
─北朝鮮はすべての核施設を放棄、抽出したプルトニウムを廃棄し、高濃縮ウランや核拡散活動に関する疑問を解決しなければならない。これらの活動は完全に検証可能な方法で停止しなければならない。
─北朝鮮の核問題を平和的に解決するためには多国間外交が最善の方法。北朝鮮はこの機会を国際社会との関係回復のためとしてとらえるべきだ。
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