昨日(6月18日)は、札幌・厚生年金会館での
「オールナイトニッポン40周年記念 ドリームコンサート」
に行ってきた。
出演する9人のアーティストの中には、我が師匠・みのや雅彦の名前も。
行こうか行くまいか当日まで迷っていたが、午後のお参りの予定がキャンセルになり、「時間的にまだ間に合う!!」という事が判明。
「最近、師匠の歌うとこ見てないなぁ・・・」と思いながら、カーラジオで師匠のラジオ番組を聴いてたら「当日券あります」と言っているのを耳にしたら、
もう~~~、いてもたってもいられなくなり、
急遽、札幌に車を走らせていた!!!
師匠のCDを聴きながら運転をしていたら、あっという間に札幌に着いてた。
さっそく「当日券」を買おうとならんでいると、見知らぬご婦人が「主人が急に来れなくなったので……」と声をかけてくれたので、チケットをその人から買った。 だから幸運にも、当日券よりも前方の席に座ることができた。
あと、会場入口前にいたら、久しぶりに会うファン仲間の方と会えて、話せて嬉しかった。
このコンサートの9人の出演者は、宇崎竜童・山本潤子・尾崎亜美・ばんばひろふみ・中村中・原田真二・細坪基佳・クミコ、そしてみのや雅彦師匠。
午後6時半の開演時間。喜瀬ひろしアナの司会で、出演者が順番に登場。
師匠が現われた!会場からは「みのや!!」という声援が飛ぶ。みんなで師匠を盛り上げようという雰囲気。僕も周囲の目をはばからず、大きな拍手を贈った。
出演者全員で、「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌い、まずトップバッターに師匠が紹介される。
やはり師匠がトップバッターか・・・。やはり「知名度」の問題か・・・。
僕の中に、室蘭で4月に行ったコンサートでの「前座」の場面が蘇る。《4月の当ブログ「オープニングアクト」を参照(http://minoyamakono.way-nifty.com/tomo/2008/04/post_5b7a.html)》
でも、今回のコンサートは、室蘭の時とは違った。師匠は「出演者の1人」だった。
たしかに、会場にはビックネーム目当てのお客さんが多数だっただろう。でも、師匠は、そんな予備知識のない観客も含めた会場を引き込んで、MCで笑わせ、「笑えないピエロ」と「夢しかなかった」をキッチリ歌い上げた。
この「オールナイトニッポンドリームコンサート」の為に編制されたバックバンドの演奏が、他の出演歌手にはサポートされていたけど、師匠はいつも通りの「ギター1本スタイル」だった。
そう、
ギター1本スタイル。
札幌ローグでの「マンスリーライブ」に通ってた頃。月に1度、師匠の歌を聴けることが楽しみだった。ギター1本でシンプルなのに、その剥き出しの声が、歌詞が、メロディーが、師匠の人生ドラマを伝えてくれた。バックバンドなんかなくたって、迫力・気迫が僕にビンビン伝わり、「人生を喰らう・噛み締める」というみのや雅彦の「生身の姿」を見せてくれた。
そんな師匠のライブをいつも「少人数」で独占していた。懐かしいなぁ・・。
今。
すっかりSTVラジオの「昼の顔」になった師匠は、北海道内でも「あの頃」のような位置にいなくなった。ライブも減って、ラジオ番組でもあまり歌わなくなったから、「生の歌声」を聴くことが貴重になった。
だからこそ、昨日のコンサートでの2曲は、ものすごく僕の胸に響いた。何度も聞き慣れた曲なのに、その時間の密度がものすごく濃かった。
小さなライブハウスも、
ウチのお寺でコンサートをしていただいたときも、
そして、
昨日の札幌厚生年金会館の大ホールも、
師匠の「姿勢」は「同じ」だった。
だから、
やっぱり師匠は、すごい。
いつでも、「そのまま」の師匠で勝負しているから。
どんな場面でもゴマカシなく、ひたむきに歌うその姿は、
(お馴染みの大ヒット曲をチラッと歌い出せば、観衆みんながウットリ、納得するビックネームの出演者も、もちろんスゴイとは思うけど・・・・)
20年以上、師匠の「ストーリー」を見てきた僕にとって、昨日の出演者の中で、師匠は、一番カッチョよく、輝いていた。
「ドリームコンサート」という名の通り、9人の出演者が2曲ないし3曲を披露した豪華なコンサート・・・・。師匠のあとに8人を立て続けに、しかも「有名な曲」ばかりを聴いてたら、ちょっとお腹いっぱいって感じ(笑)。
宇崎竜堂さんが最後を閉め、その後、9人全員が再びステージに登場。山本潤子さんが中心になり「翼をください」を歌い終了。
最後に着ていた師匠のノースリーブの衣装・・・、俺、同じの持ってます(笑)
そういうわけで、
昨日、
札幌まで行って良かった。
次はいつ、師匠の歌に逢えるだろうか・・・・。
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