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【経済】

肥料6割値上げ全農が来月

2008年6月28日 朝刊

 全国農業協同組合連合会(JA全農)は二十七日、七月から各種化学肥料の価格を、平均で六割程度値上げすると発表した。原料価格が世界的に高騰しているためで、今回は過去最大の値上げ幅となる。農家の負担が増加することで、農産物の価格に影響を与える可能性がある。

 JA全農によると、世界的な食料需要の増加やバイオ燃料需要により、穀物の作付面積が増加。肥料の使用も増えたことにより、原料となるリン酸や窒素、カリなどが昨年から高騰が続き、史上最高値を更新している。

 JA全農は国内の化学肥料の約六割を占めており、値上げは今回で五年連続。

 

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