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09年の最低賃金、時給4000ウォンに

 最低賃金委員会は27日、労使、公益委員の三者合意として、2009年の最低賃金を前年比6.1%引き上げ、時給4000ウォン(約410円)とすることを決めた。1日(8時間)当たり3万2000ウォン(約3260円)となる。今年の最低賃金は時給3770ウォン(約380円)、1日当たり3万160ウォン(約3070円)だった。

 月給に換算すると、週休二日勤務の事業所で週40時間勤務した場合は83万6000ウォン(約8万5000円)、週44時間勤務した場合は90万4000ウォン(約9万2000円)となる。最低賃金委は労働者全体の13.1%に当たる208万5000人の低賃金労働者が最低賃金引き上げの恩恵を受けると試算している。上げ幅の6.1%は2000年以降で最も低い水準。

 最低賃金制は全ての労働者に適用されるが、法的な試用期間(3カ月)は最低賃金の90%が最低支給額となる。また、警備員、守衛など「監視・取り締まり労働者」は最低賃金の80%が最低支給額となる。最低賃金は労使団体による異議申し立て期間を経て、8月5日に確定、公示され、来年1月から適用される。

李錫雨(イ・ソクウ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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