宮城県在住の中国人留学生らが29日、岩手・宮城内陸地震の被災者のために募金活動を行う。中国・四川大地震の際、被災者支援の募金をしたところ多くの浄財が集まり、その恩返しにと計画した。「仙台地区中国学友会」の曹鵬宇会長(28)は「私たちの古里が大変だったときに、宮城の人たちの力をいっぱいもらった。お礼とお見舞いの気持ちを表せるよう、募金活動を頑張りたい」と話している。
同会は県内の中国人留学生や研究者ら約2000人で構成されている。5月12日に発生した四川大地震で家族が被災したメンバーもおり、5月18日に仙台市内で募金活動を行ったところ63万円が集まった。メンバーが通う大学や専門学校に設けた募金箱に寄せられた分も加え、計100万円を中国の赤十字社に当たる「中国紅十字会」に送金した。
メンバーは岩手・宮城内陸地震の発生を受け、募金に応じてくれた県内の人たちにお礼ができないかと相談。毎年約200人の中国人留学生、専門学校生らが参加する「国際友好交流スポーツ大会」の会場で、中国人留学生らに募金を呼び掛けることを決めた。
大会は29日に東北大・星陵キャンパス体育館(仙台市青葉区)で開かれ、集まったお金は「県日中友好協会」を通じて寄付する。【青木純】
(毎日新聞)
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