【6月25日 AFP】中国当局は北京五輪のメーン会場となる北京(Beijing)市内の国家体育場(National Stadium)近くに、地対空ミサイル発射台を配備した。上空からのテロ攻撃への対応策とみられる。
現地AFP記者によると25日、北京市の北部、国家体育場から南に1キロほどのオリンピック公園(Olympic Green)近くの軍用地に、地対空ミサイル発射台が1組、カモフラージュネット(偽装網)に覆われ配備されているのが確認された。
軍用地は、高さ2メートルを超す警備フェンスで囲まれ、レーダー装置も配備されていた。また、ミサイルの照準は、国家体育場のある北方向に合わせられていたという。
「鳥の巣(Bird's Nest)」の愛称を持つ国家体育場では、8月8-24日の五輪開催期間中、開会式と閉会式など重要なイベントが行われる。(c)AFP
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