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次世代の日本を心豊かで実りの多いものに
(内なる国際化から多文化共生社会の実現を)
  過去の不幸な歴史を教訓に、在日のコリアンと日本人がともに手をたずさえ、人権尊重を理念とする“心豊かな社会”づくりをめざして設立しました。(2000年4月)
  私たちは、地域社会に参加し貢献しようとする外国籍住民の輪を広げようとしています。
  そのためには、日本社会の“排外性”の改善を促進し、外国籍住民との“共生”を実現するべきであると考えており、“知る・慣れる”ことをモットーに、相互理解のための活動を推進しています。
  21世紀の日本が国際社会のリーダーであり続けるためにも、今こそ勇気を出して、各地域に居住する“外国籍住民”との関係をよりよくするための学習や交流を促進し、信頼関係の醸成と協力関係の基盤づくりをみなさんとともに進めたいと思います。
近江渡来人倶楽部 
代表 : 河 炳俊
【目的】
1. 近代の渡来人である、在日韓国・朝鮮人への「根拠のない民族的偏見や差別」を解消することによって、彼らがルーツを隠すことなく堂々と暮らすことのできる「自由で公正な開かれた社会」の実現をめざす。
2. 現代の渡来人である、日系人やアジア人などの外国籍住民に対する「無理解」や「排他的な対応」を改善することによって、彼らが地域社会の一員として心豊かに暮らすことのできる「包容力と多様性を持った多文化共生社会」の実現をめざす。

【事業】
1. 正確で客観的な朝鮮半島との歴史を普及する事業。
「民族的偏見や差別」を解消するための啓発活動
渡来人歴史館の運営に協力
2. 外国籍住民との相互理解を促進する事業。
「多文化共生」のための啓発活動や交流活動
多文化共生支援センターの運営に協力


【河炳俊 プロフィール】
1948年、大津市に生まれる。
1975年に社団法人大津青年会議所で社会開発運動に取り組み、1984年理事長に就任。
1993年、大韓民国民団滋賀県本部大津支部団長に就任。
1996年、大韓民国民団滋賀県本部総務部長に就任。
2000年4月近江渡来人倶楽部を設立。代表に就任。
また、「正確で客観的な東アジアの歴史」を社会に普及するため、大津市に『渡来人歴史館』を2006年5月開館。館長も努める。人間尊重を理念とする「心豊かな地域社会」に取り組み活動を続けております。現在、草津市に『多文化共生支援センター』を2008年3月30日に開設。