山形県が日本一の生産量を誇るサクランボや県内の観光をPRしようと、同県寒河江(さがえ)市の「ミスさくらんぼ」の太田奈緒さん(23)らが大阪市北区の毎日新聞大阪本社を訪れた。
同県産サクランボは全国生産量の約7割を占め、中でも高級品種「佐藤錦」は甘みが強く、人気が高い。県内では6月下旬から7月上旬にかけ、サクランボの収穫のピークを迎え、たわわに実った赤い果実が、観光客の目を楽しませてくれる。
また、県内35市町村のすべてに温泉があるほか、日本三大急流の最上川など観光名所も多く、太田さんは「摘みたてのサクランボを味わい、県内の観光地を巡って、山形の魅力を知ってほしい」と話していた。【村松洋】
毎日新聞 2008年6月23日 地方版