「外国人標的警備は差別」 准教授が北海道警に抗議主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の警備をめぐり「職務質問の標的を外国人に絞っているのは人種差別だ」として、北海道情報大学准教授で米国系日本人の有道出人さん(43)=札幌市=が25日、北海道警に抗議文を提出したことを記者会見で明らかにした。 抗議文などによると、有道さんは19日午後、新千歳空港で外国人を対象とした職務質問を受けた、と主張。ほかの空港やフェリー乗り場などでも同様の警備が行われており「警察官の仕事は評価するしテロ警戒も必要だが、外見や人種で差別する形での職務質問は過剰警備だ」としている。道警は要請文として文書を受け取ったという。 道警外事課は「日本人や外国人に関係なく、必要なときは声掛けしている」とコメントした。
【共同通信】
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