2008-05-24 不在になります。
子どもが18歳になり大学に入って「親としての最低責任ライン」をクリアした自分たちへのご褒美として、旅に行ってきます。
現在はプライベートモードになっていて閲覧できない「ある勝ち組」のブログだ。
http://d.hatena.ne.jp/jabberwock555/20080524
俺はご承知の通りハケンであるが、職場の同僚には母子家庭の女性(男性はありえないなw)、夫婦でハケンの人間もいる。もちろん彼らには子供がいる。
彼らの子供全員は、大学進学なんぞ考えていない。
いや正確には「諦めている」というのが実態だろう。
悲しい現実である。
親の方も、子供たちに対して「申し訳ない」という気持ちで一杯だ。
日本の自動車産業を支えているのが派遣労働者であることは事実だ。
工場で見てみればいいさ。
正社員なんぞ、ほとんどいない。
そして、数少ない正社員と同一な(もちろん技能も高い)労働を会社側に供給しているにもかかわらず、賃金は正社員の3分の1だ。
それだけではない、時給制なので、メーカーの長期休暇(5月連休、お盆休み、年末年始)には寮費などの諸経費引かれた月の手取りが5万円くらいになる。
5万円だよ!
これじゃあ、第2第3の加藤の乱が起こっても仕方ないだろう。
そのような労働条件で生活している全国の派遣労働者255万人は「親としての最低責任ライン」もクリアできないのはアタリマエダ。
「親としての最低責任ライン」もクリアできない人間の存在で成り立っている日本社会。
それに対する配慮もなく(たぶんハケンのことを見下している)「親としての最低責任ライン」と書くブログ。
まったく反吐がでるよ。
タグ:貧困