陳情には願う会の前田晶代代表ら20人が訪れ、伊東香織市長に8万6927人分の署名と日本スケート連盟と日本アイスホッケー連盟からの要望書を手渡しました。伊東市長はKCTで開催された「高橋大輔展」を訪れた際、高橋選手の両親などと話し、「多くの人の話を聞き、前向きに検討したい」としており、就任後の多忙な業務のなか、ようやく話し合いの場が実現しました。陳情に訪れたメンバーは「国際規格のスケートリンクは県内ではウェルサンピア倉敷だけ」「子どもたちを中心に練習拠点として欠かせない施設である」ことなどを説明。高橋選手の母・清登さんも訪れ、存続への思いを伊東市長に伝えました。伊東市長は「リンクが存続できる形で入札が実施されるよう働きかけていきたい」としており、また、7月中にも日本スケート連盟の橋本聖子会長と会談を設定したいと存続にむけての具体的な展開も示しました。
玉野レクレセンターで開かれた新規学卒就職者交流会には、三井造船、三造エムテックなど市内20の企業から146人の新入社員が参加しました。交流会では、まず、岡山市の産業カウンセラーでキャリアカウンセラーの楠木敦子さんが、「仕事には、МUSТと呼ばれる基本を身につける時期。そして、CAN、自分の判断で仕事が出来るようになる時期。さらに、WANТ、自分でしたいと思う仕事が出来る時期があります。将来、楽しく、充実したWANТの仕事をするためには、挨拶、感謝、コミュニケーション能力の3つの力を身につけてください」と話し、仕事を始めて3ヶ月ほどの新規就職者へエールを送りました。また、入社6年目のダイヤモンド瀬戸内マリンホテルの島崎みきさんも自らの体験を話し後輩たちを激励しました。このあと、参加者は、ディスカッションやアトラクションなどで互いの交流を深めていました。
広報活動に参加したのは倉敷古城池高校の生徒会と、水島警察署員と少年警察協助員などおよそ30人です。5年ほど前からこの広報活動をしていますが、今年はより生徒たちに防犯の呼びかけが浸透するよう登校時の高校の正門付近で行いました。用意されたチラシやポケットティッシュ、1000セットには自転車の盗難防止策や不審者対策などが書かれています。生徒会のメンバーは登校してきた生徒たちに、チラシを配り、注意を呼びかけていました。水島警察署では今後も管内の学校と協力して防犯を呼びかけ、犯罪ゼロの街をめざします。