pH(水素イオン濃度)
用 語
水素イオン濃度。数値が7より高ければアルカリ性、低ければ酸性となります。
基準値
6.5〜8.5
解 説
採水場所別の測定値は6.7〜7.6であり、すべての調査箇所が、環境省が定める「生活環境の保全に関する環境基準(※)」で、AA類型( 6.5〜8.5 )に相当します。
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大腸菌群数 [ MPN/100mg ]
用 語
腸内細菌群のひとつ。これが水中に存在することは、その水が人畜のし尿で汚染されていると予想できます。
基準値
50MPN/100mg 以下
解 説
採水場所別の測定平均値は973〜30,250で、峠の沢川( D )、五十嵐鈴橋地先( C )、大成道有林入り口( @ )、睦橋地先( O )、実橋地先( Q )が比較的に低く、これは B類型( 5,000 MPN/100mg )に相当します。 |
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SS(浮遊物質量) [ mg/l ]
用 語
浮遊物質、懸濁物質の略称。数値が高いと、川の透明度が下がるほか、魚を窒息させるなど、生物に悪影響を与えます。
基準値
25.0 mg/l 以下
解 説
最高値は19.0で、全箇所AA類型( 25.0以下 )に相当します。 |
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アンモニア性窒素 [ mg/l ]
用 語
し尿、肥料などに含まれる窒素化合物は腐敗菌によって分解され、アンモニア性窒素になります。これが検出された場合、水は汚染されていると考えられます。
基準値
0.1 mg/l (一般値。標準値は示されていない)
解 説
採水場所別の測定平均値は0.02〜0.10 mg/l で、一般的基準値である0.1 mg/l 以下となっています。 |
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BOD(生物化学的酸素要求量) [ mg/l ]
用 語
生物化学的酸素要求量の略称。水の汚染を表す指標の一つ。数値が高いと汚染が高いことを示します。
基準値
1.0 mg/l 以下
解 説
10月の緑橋地先( L )の測定値は1.1で、これはA類型(2.0以下 )に相当します。
その他の採水場所の最高値は1.0で、AA類型( 1.0以下 )に相当します。 |
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※生活環境の保全に関する環境基準による類型
(公害対策基本法に基づく水質汚濁に係る環境基準)
AA: 自然探勝などの環境保全
A: 水浴、ヤマメなどの水産生物用
B: アユ、サケなどの水産生物用
C: コイ、フナなどの水産生物用
D: 農業用水
E: 日常生活において不快を感じない程度 |
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