性人類学者。
なお、セックス・カウンセラーはマスコミが付けた呼称でキムは自らセックス・カウンセラーを名乗っておりません。
1950年、神戸生まれ。75年から89年まで京都精華大学にて文化人類学と韓国語の講義を担当しながら、性について研究を重ねた。90年以降は在野で<性人類学>の研究を行い、独自の分野を開拓する。
『週刊ビッグコミックスピリッツ』『ポパイ』などで愛と性に関する問題について執筆活動を開始。若者を中心に圧倒的な支持を集める。
生物学、動物行動学、文化人類学、社会学と、あらゆる分野に分け入り、性という人類最大の秘密を解き明かす手法には定評がある。
元和光大非常勤講師である一方、99年、性人類学者として性に関する教育・指導を行う相談所[せい]を設立。所長として男女年齢問わず、様々な悩みの相談に応じている。
また、その過程でセックスレスや不感症などに悩む女性たちの悩みをいかにして解決すべきか探り、性生活や人生相談、セックスのボランティアをする『せい奉仕隊』という画期的な組織を結成、悩める女性たちに癒しを与えている。
20代、京都在住時には数多くの女性と出会い、理論のみならず実践的なセックスも研究。単なる結合としてのセックスだけではなく、心身のつながりを重視。
夫婦、パートナー(男女のみならず、ゲイ、レズビアンも)の在り方全体からセックスに至るまで「営み」全般についてアドバイスを行っている。また大人の性だけではなく、児童・生徒の性教育にも熱心に取り組んでいる。
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