●更新日 06/26●
謝罪したはずの毎日が逆ギレ?コラム担当の暴言も発覚
昨日の記事で扱った、毎日新聞英語版のコラム問題の続報お届けしよう。
今回の件に関する謝罪文が掲載された一方で、毎日側がそれに反するかのような行動をとっていたことが発覚した。「まんがで読む 平成17年版 防衛白書」の作者である「でこくーる」と名乗る人物が、今回の件で「毎日新聞から不当な扱いを受けた」と経緯をブログに発表し、話題になっている。
ブログの2008年6月24日の更新によると、同氏は毎日新聞に自ら問い合わせたという。すると、「でこくーる個人にどんな迷惑がかかったのか? 万一そういったことがあったら誠心誠意処置を取らせて頂くがブログに書くな」という趣旨の回答があったとのこと。「これはあくまでここの部署の問題で、毎日新聞社全体の問題ではないので、ブログに書くな」とも言われたという。
毎日の記事では、全て「サイゾー」からの引用となっているが、「パールハーバーと南京大虐殺の後継である政府省庁」といった、引用元には見当たらなかった表現が記事中にはあると、同氏は指摘した。すると、「サイゾー」は2007年8月号の記事をHPに全文掲載。当該の表現は存在しないと、毎日に対して抗議の意を表明した。
また、昨日触れたメタタグ問題について、騒動が拡大している。海外からのネット検索時に引っかかるように、「hentai」等のメタタグを入れていたようだが、皇室関連の記事にまで入っていたことが判明した。
更に、コラムを担当していたRyann Connell氏が、自身が所属する「Tokyo Wombats Cricket Club」HPのプロフィールで問題発言を連発していたことが発覚。職業を「低俗なジャーナリスト」と記し、そこに自身の執筆担当ページ「WaiWai」へのリンクを入れていた。そればかりか、好きな食べ物は「クリトリス」、クリケット以外の趣味は「セックス(あいにく、普段はマスターベーション)」と記していた。当該のプロフィールは、既に削除されたようだ。
「Japan Probe」にて、毎日新聞が日本語版と英語版で報道内容が一致しないと指摘された点についての、同氏のコメントにも注目だ。「毎日新聞は、人種差別や偏見に関するどんな不確かな言説にも強く反対し、あらゆるそうした主張を全面的に拒否する」という。
だが、今回の騒動では、彼自身が強い反対と全面的な拒否を受けることとなったようだ。
探偵ファイル
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