新小児科医のつぶやき

2008-06-24 毎日新聞の品格

日本に「quallity paper」など存在しないの声はありますが、それでも朝日読売、毎日、産経、日経は五大紙とも呼ばれ、少なくとも自紙を評価する時は「quallity paper」としているかと考えています。地方紙だって存在はローカルであっても矜持は「quallity paper」かと思っています。日本で本当に格付けが存在するかどうかが疑問に思うこともありますが、スポーツ紙やタブロイド紙よりは格の高い情報を発信していると考えているでしょうし、その新聞の読者も漠然とそう考えている人は少なからずおられます。

「quallity paper」とそれ以外を区別する明確な基準は知りませんが、簡単には内容でもって分けられると考えています。内容と言っても色々あるのですが、個人的には「quallity paper」には品格が求められエログロ記事は「quallity paper」には掲載されないと考えますし、掲載した時点でその社の自己評価としても「quallity paper」ではないと宣言しているのと同様かと考えます。

S.Y.'s Blog様の所詮、えぶりでぃ。には興味深い事が書かれています。大手新聞社ともなると英字紙が発行されています。毎日新聞も例外ではなくMainichi Daily Newsが発行されています。出典はWikipediaですが、

毎日新聞関連紙

  • 毎日小学生新聞
  • 毎日中学生新聞(2006年4月1日から休刊)
  • サンデー毎日
  • 週刊エコノミスト
  • 点字毎日
  • 英字紙・毎日デイリーニューズ(英文毎日。現在Web上のみ)

    *ここまでは毎日新聞社が直接発行している新聞・雑誌である

  • スポーツニッポン(スポニチ)
  • まんたんブロード(フリーペーパー、月刊)
  • 福島民報
  • 下野新聞
  • 宮古毎日新聞
  • 八重山毎日新聞

Mainichi Daily Newsも毎日新聞が直接発行している新聞である事がわかります。これもまた出典はWikipediaですが、

毎日デイリーニューズ(Mainichi Daily News、英文毎日)は毎日新聞社の英字新聞。1922年創刊以来の伝統と歴史を誇っていたが、2001年3月を持って新聞の発行は休刊している。インターネットでは引き続き掲載している。

1922年といえば大正11年創刊と言う由緒正しい「歴史と伝統」があるもので、2001年3月からWeb版のみに移行したとは言え、毎日新聞が世界に自社記事を発信する重要なコンテンツである事に変わりはないと考えるのが妥当です。さらに英字紙の位置付けとして、常識的には毎日新聞の記事の中から海外に発信するに値するものを選んで発信していると考えます。つまり毎日新聞とMainichi Daily Newsは内容的にほぼ同一関係にあるとの考え方です。そういう風に普通は考えて良いかと思います。

そのMainichi Daily newsのWaiWaiと言うコラムがあるそうでWikipediaにも、

同紙掲載のコラムWaiWaiで配信される記事が性犯罪にかたよっている傾向があり、見出しもタブロイド的だとして批判を受けている。

ここまで書かれるとどんな内容か気になるところです。これについてまとめているのが毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wikiです。まずWaiWaiとは基本的にどんなコラムかと言えば、

毎日新聞英語版「WaiWai」とは、 ライアン・コネル (Ryann Connell)なる人物が、『実話ナックルズ』、『週刊実話』、『週刊大衆』等、日本のタブロイド誌から、刺激的なエロ記事ばかりを「クリエイティヴに」翻訳して紹介するという趣向のコーナー。

この紹介を読むだけで「ほぉ〜」と感じてしまうのですが、刺激的なエロ記事であっても扱いによっては社会分析や文化批評に使えない事もありませんから、これだけでは即断できません。そこで次なる興味はライアン・コネル氏がどんな人物であるかです。御尊顔をさがしてみたのですこんなのがありました。

どうもMainichi Daily Newsだけではなくその関連紙の週刊英語学習紙毎日ウィークリーにも関係しているようで、編集長代理の肩書きもあるようです。紹介した写真はMainichi Weeklyの正式の広告と考えられ、さらにそこに書かれた肩書きは毎日新聞社公認のものと考えるのが妥当です。簡単に言えばWaiWaiは毎日新聞社の社員であり編集長代理であるライアン・コネル氏によって書かれているとして良いかと思います。

もう少し詳しい情報としては毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ@wikiのライアン・コネルとは何者かにあるのですが、

オーストラリアから日本に来たのは20歳ごろ。八王子市役所で2年間勤務した。嫁は日本人。推定年齢36歳〜37歳。

とりあえずそういう人物であるのはわかります。これだけではブライアン・コネル氏がどんな人物かはわかりませんが、この乏しい情報ではとくに見識を買われてコラムを担当されているように思いにくいところがあります。

問題のWaiWaiの記事ですがどれだけの期間掲載されていたかは私にはわかりませんが、毎日新聞英語版から過去に配信された記事の冒頭に、

以下に掲載されている記事は、主に2007年6月から2008年5月にかけて「毎日新聞英語版WaiWai」から配信されたものです。

少なくとも1年は連載されていた事が確認できます。決して単発の記事でない事はかなり重要なポイントだと考えます。詳細は申し訳ありませんが、リンク先を読んで頂きたいと思います。しがないブログですが、直接引用すればそれだけで大顰蹙を買いそうな内容で私の感覚では到底掲載できません。大袈裟に言えば当ブログの品位が問われると考えるからです。そこで記事そのものではなくMainichi Daily Newsを批評した記事の紹介をしておきます。

http://www.japaninc.com/node/2988

"I love the Mainichi Shimbun online. Sort of."

「私は、ある意味毎日新聞を愛している」

February 26, 2008

J@pan Inc Blog

I love the Mainichi Shimbun online. Sort of. Having record of both the English and Japanese language versions of the same articles from the same publication resting side-by-side, only a hotlink away, the site serves as a rather interesting window into how news is tailored to its audience.

私は、毎日新聞オンラインを「ある意味」愛している。同じ新聞社の同じ記事の英語版と日本語版を記録していることで、このサイトはいかにニュースがそのオーディエンスに向けて仕立てられるかの興味深い窓となっている。

Looking at the publication, it seems that there is a fine line between news and entertainment—and the Mainichi’s leaning to the latter undoubtedly boosts their reading figures, particularly on the English site. As Ms Kitanaka has previously noted content is strategically selected and the writing style is self-consciously titillating. This applies to both the Japanese and the English versions but interestingly, there are inconsistencies between the two.

配信記事を見ると、ニュースとエンターテイメントの間には明確なラインがあるが、とりわけ英語版の方では後者のエンタメ志向が疑いの余地なく読者を増やしている。キタナカさんが以前指摘したように、内容は戦略的に選択され、記述スタイルも意識的に心をくすぐるようになっている。これは日本語版も英語版の両方に言えることだが、興味深いことにこの2つの間に不一致がある。

Opening up the English homepage the first thing I noticed was the startling number of articles related to sex crimes (click here for an example), none of which were related to the US military rape case that has been pummeling the headlines as of late. These were all crimes committed by Japanese people, primarily against young females. Clicking on any of the articles not only pulls up the article in question but an onslaught of similar stories under the “related articles.” You can follow these stories to the end of the earth. Yet when I checked out the Japanese versions of these same articles, if they even existed, the number of “related articles” was always significantly less, or entirely nonexistent.

英語のホームページを開くと、最初に気づくのは仰天すべき性犯罪の記事の多さである。このどれも米軍のレイプのケースとは関係ない。これはすべて、日本人により若い女性に対して犯された犯罪である。記事のどれをクリックしても問題の記事だけでなく「関連記事」の下に大量の類似のストーリーを読むことができる。しかし同様の記事の日本語版をチェックしても存在したとしても「関連記事」はいつも少ないか、全く存在していない。

Is it presumed that the Japanese audience doesn’t care to hear about these things? Does everyone know it’s happening and therefore it’s assumed that these stories don’t need to be told? God forbid readers actually have to stare problems in the face day in and day out to the point where they are forced to think critically about their contributing factors on a deeper level. Or、 is it simply that the English editors fall back on the sensationalist tendencies of the media in their home countries?

これは日本人の読者がこうした事柄について聞きたいと思わないことを想定しているのか?みんなそれが起こったことを知っていて、そのような話は報道される必要が無いと思われているからだろうか?それとも英語版の編集者が自国のメディアのセンセーショナルな傾向に頼っているということなのか。

Either way, I don’t care for the Mainichi Shimbun as much as I first stated. I lied. In fact, I find it rather difficult to respect a publication that blatantly reports with such extreme discrepancy across its content. But I am glad that it exists and it is entertaining. It’s also an interesting window into the world of journalism and the Janus-faced duality of allegedly bilingual reporting.

どちらにしても私は毎日新聞には最初に述べたほど興味がない。そう、嘘をついた。実際、私は内容についてこんなに極端な不一致をもってぬけぬけと報告するような新聞社を尊敬するのは難しいと思う。これはまたジャーナリズムの世界への、そしてバイリンガルリポートとかいうもののヤヌスの双頭のような二元性への興味深い窓である。

By Justin Potts

さすが抗議が強烈に行われたようで現在のWaiWaiコラムは、

MDN readers,

Some readers pointed out that various articles published in the WaiWai column were inappropriate content for the Mainichi Daily News. We respond to this criticism by halting publication of this column. We plan to start a column with a new concept to replace WaiWai in the future.

Thank you for your understanding.

Mainichi Daily News

以上、毎日新聞の品格についてでした。

R・Y・UR・Y・U 2008/06/24 10:07 【毎日新聞は記事の責任を負わないと明言し、 このConnellなる人物も、これはただの翻訳なんだと開き直っています。】

まあ、「Mainichi quallity」といわれればそのままな訳ですけど。

SeisanSeisan 2008/06/24 10:15 もう、言葉がありません…
毎日新聞、自社の直轄部門の記事にすら責任を取らないとは…
そのくせ、ブログで書かれたことは批評しまくるんですね。

blackcatblackcat 2008/06/24 10:20 Yosyan先生 6/18の私のHNが間違っているのは置いときまして、毎日新聞は自分自身でタブロイド紙だと表明し続けているのですから品格は言わずもがなでしょうね。

かなりズレますが、
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t011/200806/506934.html
で、尾辻秀久氏が
私学の医学部の定員を主に増加させ、医療関係に従事しない(医師として飯が食えない)医師免許取得者を増やたいと解釈もできる記事が出ています。つい本人宛に皮肉のお礼のメールを送ってしまいました。医療費増額とは書かれてないですし、優先順位を間違って政策を実行してくれそうです。

mit33mit33 2008/06/24 10:27 毎日新聞は科学欄でも遺伝子組み換え大豆の件等でもトンデモ報道をしていますからね。日本でクオリティペーパーであると公言しているのは朝日新聞ぐらいな気もしますが、朝日もアレですし、産経も秋葉原の事件に対するアンケートなど思想的にヒドイのでまともに読めるのは日経か讀賣(巨人礼賛記事が我慢できれば)ぐらいですかね。

当該の毎日新聞の記事に対しての外国人の反応をFARK.comというニュースについて取り扱っているサイトで見る事が出来ます。右上の検索ボックスでFark.com内検索を選び「mainichi」と打ち込むと沢山出てきます。いくつかピックアップしてみます。

http://forums.fark.com/cgi/fark/comments.pl?IDLink=285036
http://forums.fark.com/cgi/fark/comments.pl?IDLink=290228
http://forums.fark.com/cgi/fark/comments.pl?IDLink=111844
http://forums.fark.com/cgi/fark/comments.pl?IDLink=402268

暴利医暴利医 2008/06/24 10:33 > 毎日新聞は記事の責任を負わないと明言し、このConnellなる人物も、これはただの翻訳なんだと開き直っています。
本当ですか?まるで2チャンネルじゃないですか。しかも紙を浪費して、かつ有料。責任を負わないなら、せめて非売品にしろよなあ。
もしもこれが本当なら、他紙が黙殺してはいけないはずだと思いますが。他の業界の話だったらクソミソに叩くだろうに。ま、レスポンスを待ちましょう(期待していないけれど)。

BugsyBugsy 2008/06/24 10:59 まさに子供には見せたくない内容ですね。

>このConnellなる人物も、これはただの翻訳なんだと開き直っています。
ということは 元の日本語の文章を毎日新聞の記者が書いたということですな。
「恥を知れ」「売国奴」という言葉を久しぶりに思い出しました。

日本は英語が出来る とりわけnative speakerというだけで外国人に仕事を与える傾向にあると思います。英語をしゃべられると卑屈になってしまうんですな。
残念ながらごく一部の英会話学校の教師ではろくな教育を受けず教師をしているのを見かけます。ほかの職種も似たり寄ったり。これまた残念ながらカスです。英語だからわかんないだろうと思いやがって、酒飲んで言いたい放題。

”Little people walking faster.”だと?オイラだってその位聞けばわかるっつうの。睨んでやりました。
日本がなめられてるんですよ。

koumekoume 2008/06/24 13:12 海外では一流紙と低俗なゴシップ紙ではそもそも出してる会社自体が違うといいますね。日本では大新聞社でも馬鹿馬鹿しい出版物を出したりする。

TOMTOM 2008/06/24 13:47  マスコミ叩きと言えば俺の出番ですか?(ウソ)
 これはホントにただ事でないんですよ。侮日、じゃなかった毎日新聞は、J-castで取り上げられてこの問題を知った人が増えたらいきなりサイト閉じてバックレましたが、ネットで話題になりだした頃にはいくら抗議を受けても知らん顔していたんです。もう削除されて読めませんけど、その間WaiWaiの元記事にはあちこちからリンクが張られ、紹介され、海外に結構な数の読者がいたのです。読者が本気にしたかどうかに関わりなく、この損害は取り返せません。毎日自身、「ネット君臨」とかいう失笑記事で言ってたじゃないですか。「一度つけられた傷は簡単には回復しない」と。

 これが個人相手だったらどうでしょう。間違いなく名誉毀損で負けますね。だから個人を相手にしたものは基本的に彼ら、書きません。でも「日本」とか「日本人」とかいう漠然としたものには、自分らを攻撃してくる主体がないから、何を書いてもいい、むしろ悪口言った方が耳目を集めてGood! 位に思っているんです。だから戦争関連とかでは検証も何もせず「日本が悪い!」といい、一方ではこんなエロ記事書くんです。

 彼らの汚いのは、粘着して反撃してくる相手や団体の悪口は書かない事です。だから○○とか、××とか(自粛)の批判記事なんて滅多にお目にかからないでしょう。でも相手の反撃が困難と見ると、個人相手でもカサにかかってあることないこと言い立てます。そしてその結果には知らんぷりです。いい例が大淀病院事件ですよね侮日新聞さん。

 浅卑、じゃなかった朝日新聞も同じです。彼らにQualityを求めるのは、なめくじに高等数学を求めるより難しい事です。

暇人28号暇人28号 2008/06/24 14:33 マスコミクオリティーが低いのは先日の某記者のブログを見て確信しました。ああ、この人たちには何を言っても無駄だ、と。

10年ドロッポ10年ドロッポ 2008/06/24 14:37 >なめくじに高等数学を求めるより難しい事です。

…言ってほしいんですね。判りました。
謝れ!なめくじに謝れ!!

TOMTOM 2008/06/24 15:09 >10年ドロッポ様
来ると思ったww。本願成就させて頂き嬉しいです。

お弟子お弟子 2008/06/24 15:57 謝罪会見って開かないんだよねぇ〜。まるで業界全体で事件封印しているように見えてしまいますよ(棒読み)。


  ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 謝罪会見まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん |/

通りすがり通りすがり 2008/06/24 16:03 >>お弟子様
親元のTBSもやっちゃいましたし、意地でも謝らないでしょうw
テレビしかなかった時代はそれでも良かったんですけどねー。(人の噂も75日)

テレビを捨てたネット市民としてはWEB魚拓に残してまとめWikiで永遠に語り継いでいくことですかね。

通りすがり通りすがり 2008/06/24 16:06 ソースが非常に貧弱なのですが、
http://www.j-cast.com/2008/06/24022306.html
一応、謝る気はあるみたいですw

通りすがり通りすがり 2008/06/24 16:08 連投、申し訳ないです。

こういうコンボらしいですw
http://72.14.235.104/search?q=cache:rg9rF5kbdycJ:mainichi.jp/select/person/news/20080517ddm003060049000c.html

http://news24.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1214283252/

暴利医暴利医 2008/06/24 16:10 曲がりなりにも名の通った大新聞社が、英文で国辱ものの破廉恥記事を世界中に垂れ流したのです。国会で問題追及されて然るべきではないでしょうかね。
(ここの方々なら先刻承知の通り、もともとマスコミには報道規制がかかっているんだから、こんなレベルの新聞社なんか国家がとことん規制した方がいいような気さえしてきました)

good jobgood job 2008/06/24 16:31 通りすがり様

>監督責任者であるデジタルメディア局長、同コーナーの担当部長、担当編集者を厳重に処分します。

デジタルメディア局長 長谷川篤への「厳重」な処分  →取締役、デジタルメディア担当、出版担当、新規事業担当
デジタルメディア担当常務取締役、主筆 朝比奈豊への「厳重」な処分w  →代表取締役社長

ギャグのような「処分」ですね。

YosyanYosyan 2008/06/24 16:56 ふ〜んですね。

『 毎日新聞社は2008年6月23日、同社の英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」が過去に配信した記事に「低俗すぎる」「日本を貶めた」などの批判が相次いだとして、日本語と英語による「お詫び」を同サイトに掲載し、デジタルメディア局長などを厳重に処分すると発表した。』

6月23日に処分を発表しておいて、6/25付け人事で、

デジタルメディア担当の朝比奈豊氏が

 →常務取締役から代表取締役社長に昇進

デジタルメディア局長の長谷川篤が、

 →常務執行役員から取締役に昇進

これはエ〜ト、厳重処分を帳消しにして昇進するぐらいの功績が、デジタルメディアを担当されてあったという事でしょうか。それともライアン・コネル氏が厳重注意の99.99%を引き受け、デジタルメディア担当者への厳重処分は0.01%のみと解釈すればよいのでしょうか。

それにしてもエロ記事を世界中に撒き散らした功績で、代表取締役社長昇進とは物凄い感覚です。

お弟子お弟子 2008/06/24 17:08 まぁ謝罪会見なんてマスコミの一部会見参加者による”さらし者の刑”なんて意味ないから今後見直します、こういった事件の際の責任の取り方について他者が見習うような見本を作ります、ってなら大変有意義なわけです。ま、実際のところは、やって第三者機関という隠れ蓑をつくってそこに丸投げ、処分権限は渡さず忘れた頃に報告書だけ上げてお終い、トカゲのしっぽ切りと焼け太り&これ幸いの人事、がせいぜいだろうなぁ。世間の期待もその程度ですよ。期待権そのものがないからそちらの賠償義務じゃないか(笑) 皆様、マスコミにはもっともっと期待しましょう。

TOMTOM 2008/06/24 17:11 >暴利医様
>こんなレベルの新聞社なんか国家がとことん規制した方がいい
仰るとおりですが、無理です。
新聞でなくて、テレビ局ですが、
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/071108/med0711080140000-n1.htm
マスコミ人の皆さんは、「自分たちは捏造の自由がある!」と主張され、それを国会の人も認めるつーか支援する訳ですわ。
古いネタで恐縮。

通りすがり通りすがり 2008/06/24 17:30 誤解をさせて申し訳ありません。
上記役員報告のURLはキャッシュ情報であり、現在HP上では削除されています。
実際に6/25になったら、厳重な処分とともに、上記の物とは違う内容の役員発表がある可能性は捨て切れません。社会の鑑としての矜持に期待しましょう(本文全て棒読み)。

good job good job 2008/06/24 17:33 一応侮日新聞の言い分(?)としては件の人事が1ヶ月前(5月17日)の発表ということくらいですかね。今じゃキャッシュしか見れないようですし。
ただ、ブログ世論や某掲示板では当然今回の問題が「明るみ」に出る前に既に問題視されており、今回の人事以前に電凸したけどシカトされたとの書き込みも見ました。

【参考】
http://wikiwatcher.iza.ne.jp/blog/entry/271153/
【毎日新聞】 日本軍は南京大虐殺の集団から、小児愛好家の軍隊に変貌しました 2007/08/18

http://rockhand.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_6f5f.html
毎日新聞英語版は誰にハックされているのか  2008年4月24日

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1211846778/
■毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる■  2008/05/27

http://www.suzaku-s.net/2008/05/anti-japan_perverts_act_in_foreign_countries.html毎日新聞英語版の変態記事がひどすぎる  2008年05月28日

まあ、この人事が明日実際に発令されるか見ものですね。

Med_LawMed_Law 2008/06/24 18:01
どうせエブリデイ・デマ新聞は、翻訳家のライアン・コネル氏以外は、英語読めないのでは?

英語で、タブロイド紙と、クオリティー紙とは完全に分かれていて、後者の新聞は署名記事を載せるために記者が努力している姿が目に浮かびます。

エブリデイ・デマ新聞にみられる日本の新聞は、官報よろしく、記者クラブに流れるネタを中心にやっていて、記事の掘り起こしや、読者の啓蒙に関わろうとする意識が乏しい


まあ5大新聞といっても、いまや毎日・産経は、購買数が落ちて利益率は赤寸前。
毎日は押し紙で購買数を上乗せして、宣伝費で稼いでいるような状態だから、新聞の質より、デマで盛り上げてスポーツ新聞より目立つことを狙っているのでしょう

このようなデマ新聞が生き残っていること自体が、国民の民度を表すのだから、さっさとご退場願いましょう。

SeisanSeisan 2008/06/24 18:44 こういう連中に「記者会見開け」だの「謝罪しろ」だのさんざんくそみそに言われ続けたミートホープや船場吉兆、可哀そうですね。

「報道偽装について、公式に記者会見を開いて、チャンと弁明と今後の対応を公表した上で謝罪しろ!国内どころか、国際問題だぞ!」とどこかのマスコミが言わないものですかね。

それともマスコミ内部ではスルーですか。医者は身内のかばいあいとさんざんボロクソにたたくくせにね。
マスコミの自浄努力なんて、全くないことをこのままさらしてしまうのでしょうか。

通りすがり通りすがり 2008/06/24 18:59 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214299417/

レベルの高いBLOGへのコメントがソースfrom 2chばかりで申し訳ないですorz
しかし、一番まとまっていますのでご勘弁を。
2chをはじめとするネットニュースの速報性は無視できない物があると思います。

それはそうと意図的に日本を貶めようとしているとしか思えませんねー。まじで。
本気で売日新聞に名前を変更したほうがよいのではないか?

YosyanYosyan 2008/06/24 19:22 通りすがり様

2ch情報はリテラリシーが必要なだけで貴重な存在です。

元外科医元外科医 2008/06/24 19:49 ははあ
2ちゃんでは売日と言われてるところですが、医療報道もマッチポンプです。
医師たたきばかりやっていたと思えば、医療崩壊の危険を訴えたり、大東亜聖戦を煽って
敗戦後は一億総懺悔とか抜かした同業先輩達と全く変わりません。かつてと違うのは
ネットというライバルがあることで。ネットニュースでも以前はソースは新聞社のもの位しか信用出来なかったのですが、いまや有力ブログはそれ自身がネットソースとしての信頼度を
持ってきています。今後テレビ新聞の寄贈既存メディアはライブラリとしての存在価値しかなくなるのでしょう。

ssd666ssd666 2008/06/24 20:17 まあ、新聞を購読するような人間もあと10年もすれば絶滅ですから。

15年前に、近未来にパソコン通信なんて影も形もなくなるよとか言ったら笑われたでしょう。
おなじことが新聞社には言えるでしょう。

TOMTOM 2008/06/24 22:29  各々方、侮日新聞は、ライアン君に全部おっかぶせて逃げるつもりですぜ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080624-OYT1T00418.htm
 今までの抗議はむしろ積極的にシカトしてたように思うのだが、「チェック体制が甘かった」(=自分たちの商品にどんな記事が載ってるのか把握してなかった)だけだったんだってさ。
こいつら、今後どんな顔して他社の不祥事記者会見とか行くんでしょうね。変わんないか。マスコミ人(蔑笑)だもんな。

暇人28号暇人28号 2008/06/24 23:33 念のため、

私はマスとしてのマスコミは信用できませんが、宮崎哲弥氏と「たかじんのそこまで言って委員会」だけは貴重な情報源としています。これに関しては、関東に帰らないでよかった、と思います。

R・Y・UR・Y・U 2008/06/24 23:53 各社一斉にこの問題を報じていますが、伝統芸の「横並び」でしょうか?

「WaiWaiに掲載されていた様々な記事について当サイトには不適切だとの指摘を読者の方々から頂きました。このコラムからの記事配信を停止することで、こうした批判におこたえしたいと思います」

どうゆう思考回路からこうゆう「解」が導かれるのだろうか?

tadano-rytadano-ry 2008/06/25 00:15 つ[謝罪記事]

http://mdn.mainichi.jp/culture/waiwai/etc/owabi.html

無能な土木役人無能な土木役人 2008/06/25 01:33  私は、高血圧もありますので、病状の悪化を避けるため、侮日新聞とか、朝匪新聞(赤匪のほうがより正鵠を得た表現かな)基本的に読まないことにしてますが、この話はひどいを越えてます。しかし、勝手に他雑誌のエロ記事を英文に翻訳し、ネットに紹介するって、著作権の侵害をしてないかなあ。自分の著作物のなかで論評の対象とするために一部を引用するのは問題ないけれど、まるまる転載していたら、やばいんじゃないか。

 マスコミの最大の問題は、マスコミが間違った報道、論説などを行い、それにより社会的な不利益があっても、それに対する有効なペナルティがマスコミに課されることがないため、全く他から掣肘されることのない権力になっていることと思います。個人が報道被害にあっても、被害を回復する方法に乏しい場合が多く、国とか公共団体が謂れのない非難を受けても、打つ手は限られており、間違った世論誘導がなされる場合があっても、彼らが責任を取ったという話は聞きません。やはり、報道機関の行動をチェックし、不当な行動があれば、ペナルティを課すシステムが必要と思います。(事前検閲は流石に良くないけど)

うちの役所もマスコミには随分たたかれているけど、まあ非難されてもしゃーないのもありますが、その非難はないやろと腸煮えくり返るようなのもかなりありますからねえ。

ところで、侮日新聞、今年の1月〜2月頃に、アルファブロガーに聞くとかいうのを企画をやってたみたいですが、Yosyan先生のところにも取材の打診はあったんでしょうかね。(まあ、打診があっても、Yosyan先生がお受けになるとは思えませんけど。

ssd666ssd666 2008/06/25 03:46 私の持論ですが、大東亜戦争の東京裁判で、新聞社の人間も数人は軍人と一緒に吊されるべきだったのですよ。
そのときから、マスゴミは「生きていない」。

暇人28号暇人28号 2008/06/25 05:54 それにしても、なんで「マスゴミ」ってこうなんだろう。

私にも数人のマスコミ関係者の知人がいますけど、みなさん人当たりはすごくいいんですよ。むしろ私のほうが人間的に欠陥があるくらい(笑)。だけど、「マス」になるとだめなんだよなあ。なんでだろう。この話はネットのあちこちでも散見されるから皆さん同じように思っているのでしょうね。

これはやっぱり個人の資質の問題もあるけど、マスコミの体質の問題だと思うなあ。マスコミの皆さんも個人に責任を押し付けるのではなく、業界全体としてきちんと対策を練ってほしいものです。

美爾依美爾依 2008/06/25 07:35 Yosyan先生、お久しぶりです。
私もちょうど毎日新聞の記事について書いていたもので、Yosyan先生がこの毎日新聞の英語版の件を取り上げてくださってよかったです。関連記事をTBさせていただきました。

毎日新聞は、デジタルメディア局次長の磯野彰彦氏(本日付で局長に昇進)がインタビューしたアルファブロガーぐっちーさんが地方局のアナウンサーにブログの記事を盗作されたことは大きく報道したのに、ぐっちーさんが痴漢冤罪で拘留された植草氏に関して捏造記事を書いても一切そのことは報道していません。なんかものすごく不公平なメディア・コントロールが行われているようです。

YosyanYosyan 2008/06/25 08:28 無能な土木役人様

アルファ・ブロガー・アワードのシステムはちょっと特殊でして、ノミネートはABHが勝手に行ないます。だからノミネートの報告もメイルでなくコメントで入っています。その後に私は主催者の方へメイル連絡をしましたから、ABH事務局は私のメアドを知っている事になりますが、事務局が毎日に教えない限り毎日は私には連絡できない事になっています。

ただし毎日がメアド情報を仮に入手したとしても私には連絡しないんじゃないですか。大淀事件では口を極めて毎日の報道体制を批判していますから、何を好き好んで私に取材なんかするものでしょうか。だいたい毎日が一枚かんでいるABHで受賞した事自体が摩訶不思議と囁かれているぐらいですから。

無能な土木役人無能な土木役人 2008/06/25 09:01 Yosyan先生

 毎日が今年の1月〜2月ころに昨年度のアルファブロガー数人への取材記事をWEB上に乗っけてたのをたまたまニュース検索しているときに見つけたのですが、その中には匿名の方もおられました。(上記の美爾依さんのところででてるぐっちーさんとか)。取材する気があるならABH事務局をとおしての取材依頼とか、事務局から連絡先を教えてもいいかなどの接触は可能なはずなので、なにも無かったということは、やはりスルーされたわけですね。
 
 もし、良心が少しでも残っているのであれば、そういう特集を組んでいるのであれば、自社に批判的なブログにもちゃんと取材し、紹介するのが筋というものと思います。ですので、先生への取材依頼(または打診)があったけど断られたというのであれば、まだ多少の良心の片鱗ぐらいは伺えたかなと思ったんですけど。やはりスルーでしたか。侮日新聞には良心の片割れすらないことがよーくわかりました。多分天漢日乗さんとこもスルーされたんだろうなあ。侮日新聞にとっては、Yosyan先生とこと天漢日乗さんとこはもっとも紹介したくないブログですからねえ。こんな新聞早く潰れればいいのにね。

わたしもとおりすがりわたしもとおりすがり 2008/06/25 13:10  日本人女性のうち、数%でも「毎日新聞社に名誉を傷つけられ、精神的に落ち込んだため
心療内科を受診したところ、鬱病と診断された」となれば、「健康被害発生」になりませんかね。公害問題になりませんかね。正式な「医師による診断書」があればですけどね。

地方公務員地方公務員 2008/06/26 01:09  2003年5月に、記者がヨルダンのアンマン国際空港(クィーンアリア国際空港)を「クラスター爆弾攻撃」(記念品として持ち帰ろうとした子弾か?)していますので、捏造くらいなんでもないでしょう。
 20年ほど前、新聞奨学生として、毎日と産経の2紙を新聞配達のバイトで配っていた者としては、記事くらいはまともであってほしいと願ってはいるのですが・・・。

美爾依美爾依 2008/06/26 04:11 Yosyan先生、
やはり、毎日はあの人事を決行しました。

「毎日新聞社:株主総会 役員人事など可決・承認」2008年6月26日 3時00分
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080626k0000m020142000c.html

厳罰に処すると言っておいて、その3日後に昇進させるってどういう感覚しているんでしょうか。今年の流行語大賞は、*「毎日る」で決まりですね。
*言った事と反対のことを実行すること。

mittermitter 2008/06/26 07:06 その人事で言う「デジタルメディア担当」てのは担当取締役だと思われるので、担当部長(部長待遇?)はちゃんと処分されている可能性はあります。
でも局長殿は恙なく担当取締役様に御昇格なされていますので、毎日さんでの「厳重な処分」の定義は「口頭注意」程度なんでしょう、きっと。