鳥取放送局

2008年6月27日 18時4分更新

解放同盟元役員を書類送検


部落解放同盟鳥取市協議会の元会計責任者の男が鳥取市教育委員会に対し、平成17年度に事業を行ったように偽って補助金50万円をだまし取ったとして、警察はこの男を詐欺の疑いで書類送検しました。

詐欺の疑いが持たれているのは部落解放同盟鳥取市協議会の40歳の元会計責任者の男です。
警察の調べによりますと元会計責任者は平成17年度の事業として小中学生やその保護者に人権問題を啓発する催しを実施したと鳥取市教育委員会に虚偽の申請をして、補助金50万円を部落解放同盟鳥取市協議会の口座に入金させてだまし取った疑いが持たれています。口座は協議会の運営費などを管理するもので、元会計責任者は警察の調べに対して「私的な流用はしていない」と供述しているということです。
鳥取市教育委員会は去年6月、部落解放同盟鳥取市協議会に不明朗な会計処理があったとして元会計責任者を詐欺の疑いで刑事告発していました。