ゆうちょ銀行は27日、子供が1人生まれるごとに住宅ローンの金利を0.1%下げる「子育て応援制度」を7月から始めると発表した。ゆうちょ銀はスルガ銀行と提携し、今年5月から住宅ローン販売に参入している。現在扱っているほとんどの住宅ローン商品を新制度の対象とする。
すでに融資を決めた契約済みの顧客も制度を利用できる。出産ごとに金利を引き下げる制度は、一部の商品ですでに導入した銀行があるが、ほぼ全商品で導入するのはゆうちょ銀が初めてという。住宅購入の時期と重なることが多い子育て世代を幅広く取り込んでいく狙いだ。