倉敷署は24日、中学生にタバコを販売したとして倉敷市内のコンビニエンスストア男性経営者(33)と女性店員(67)を未成年者喫煙禁止法違反の疑いで岡山地検に書類送検した。未成年の喫煙を助長する事案の検挙は今年4件目。
調べでは、5月8日午前0時ごろ、中学生の男子生徒(13)に、未成年者だと知りながらタバコ1箱を販売した疑い。同午前6時ごろ、市内で補導した男子生徒がタバコを持っていたため入手先を追及したところ、購入先が判明した。
県内では5月1日から「成人識別タバコ自動販売機」が導入されたが、県警によると、5月中に喫煙で補導した未成年者143人のうち、コンビニエンスストアでの購入が52人(36・4%)にのぼる。【坂根真理】
毎日新聞 2008年6月25日 地方版