静岡放送局

2008年6月27日 19時7分更新

硫化水素自殺で避難騒ぎ

浜松市東区のアパートで硫化水素が発生して女性が死亡しているのが見つかり、警察では女性が自殺したとみて調べています。
27日午前11時半すぎ、浜松市東区和田町のアパートに住む女性から「混ぜて自殺する」と警察に電話がありました。警察と消防がアパートに駆けつけたところ、硫化水素が検出され、31歳の女性がトイレで死亡していました。警察と消防では同じアパートや隣りのマンションの住民などに避難を呼びかけるとともに、付近の道路の通行を規制し、住民には窓を閉めて外出を控えるように呼びかけましたが、近くに住む男性が「目が痛い」などと訴え、病院に運ばれて手当てを受けました。
警察によりますと、死亡した女性はひとり暮らしで、27日8時半ごろから数回にわたって警察署に電話をかけ、午前11時半すぎの最後の電話では途中から声がとぎれとぎれになったということです。警察では女性が電話をかけながら硫化水素を発生させて自殺したとみて調べています。