来月8日に閉店する大阪・道頓堀の飲食店「大阪名物くいだおれ」の看板人形・くいだおれ太郎をモデルにした文楽人形が完成し、7日、祝いの舞とされる「寿式三番叟(さんばそう)」が店内で演じられた=写真。創業記念日の8日、一般客に披露される。
創業者・山田六郎氏が人形浄瑠璃をヒントに太郎を考案したことから、二女の柿木道子会長が来年の創業60周年に合わせて披露する計画を立案。文楽関係者と協力して制作した。文楽人形は閉店後、国立文楽劇場(大阪市中央区)に寄贈される。