米連邦最高裁、ワシントンの銃規制を違憲とし市民の銃所持の権利を認める判決下す
アメリカの連邦最高裁は26日、首都ワシントンで行われている銃規制を違憲とし、市民が銃を所持する権利を明確に認める判決を下した。
連邦最高裁は、市民の銃の所持を全面的に禁止しているワシントンの銃規制法は、武器所有の権利を認める憲法修正第2条に違反するとの判決を下した。
一般市民の武器所有の権利を明確に認めた連邦最高裁の憲法判断は初めてで、判決は5対4のきんさだった。
銃を使った犯罪の拡大を懸念する声も上がっているが、民主党の大統領候補に確定しているオバマ上院議員は、「個人が銃を持つ権利は憲法で保障されていると信じてきた」と、判決への支持を表明した。