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最終更新:2008年6月27日(金) 12時30分

ウナギ産地偽装、卸会社課長も認識か

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 大阪のウナギ輸入販売会社が中国産ウナギの産地を偽装していた問題で、このウナギを小売店などに販売していた神戸の卸会社の担当課長も偽装を認識していた疑いが出てきました。

 大阪市のウナギ輸入販売会社「魚秀」は、中国産のウナギの蒲焼きを「愛知県の三河一色産」と嘘の表示をして、神戸の卸売会社「神港魚類」に出荷していましたが、神港魚類は「農水省の調査が入るまで偽装を知らなかった」と説明していました。

 「我々の(偽装の)認識は、基本的には農水省の検査が入った時点だと思っておりますので、当初からそういうことは認識しておりません」(神港魚類の会見・25日)

 しかし、魚秀は農水省に対して、「神港魚類の仕入れ担当者に依頼されて偽造した産地証明書を送った」と話しているということで、少なくとも神港魚類の担当課長は偽装を認識していた疑いが出てきました。

 神港魚類は取材に対して疑惑を否定していますが、警察は近く不正競争防止法違反の疑いで捜査本部を設置して、強制捜査に乗り出す方針です。(27日11:43)



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