福岡放送局

2008年6月27日 6時44分更新

温暖化対策国際会議に福岡県も参加

地球の温暖化を防ぐため、アジアの各都市が現状と今後の対策などについて話し合う都市フォーラムが、26日、タイのバンコクで開かれ、福岡県の武居副知事も参加しました。

都市フォーラムには、バンコクなどASEAN・東南アジア諸国連合の主要都市と北京やニューデリー、それに日本から福岡県が参加しました。
福岡県の武居丈二副知事は北九州市による洞海湾の水質改善や大気汚染の解消などこれまでの成果を発表するとともに、各家庭で二酸化炭素の排出量が計算できるエコファミリーカレンダーの配布や、世界最先端のレベルにある水素エネルギーの研究開発などについて説明しました。
フォーラムではこのあとバンコク宣言を採択し、クリーンエネルギーの開発や、都市の緑化、それに交通機関の整備など、都市の環境保護に協力して取り組むとともに、発展途上国の都市に財政的・技術的な支援を行うことになりました。